市原佐都子の新作は「バッコスの信女-ホルスタインの雌」、コロス募集も
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「バッコスの信女-ホルスタインの雌」ビジュアル (c)hagie K
Qの市原佐都子作・演出による「バッコスの信女-ホルスタインの雌」が、10月11日から14日まで愛知・愛知県芸術劇場 小ホールで上演される。
本作は「あいちトリエンナーレ2019」で披露される新作。エウリピデス作のギリシャ悲劇「バッコスの信女」のテーマや構造を下敷きに、現代の性や欲望についてが描かれる。音楽は額田大志が担当。出演者には、川村美紀子、水中めがね∞の中川絢音、青年団の永山由里恵と兵藤公美が名を連ねた。
さらに本作では、出演者となるコロス(合唱隊)のメンバーを募集中。応募条件は18歳から80歳くらいの声楽などの基礎がある女性となっており、募集締め切りは6月30日23:59まで。詳細は、Qの公式サイトで確認を。市原は、「あいちトリエンナーレというお祭りであなたの沸々としているパッションをぶつけてみませんか。奮ってご応募ください」と応募を呼びかけている。
市原佐都子コメント
古代ギリシャで行われていたディオニューシア祭という演劇祭では、市民たちが順番にコロスを演じていました。お祭りでお神輿を担ぐ順番がまわってくるみたいなものでしょうか。演劇は観るだけでなく自ら演じてみるともっともっと面白くなります。あいちトリエンナーレというお祭りであなたの沸々としているパッションをぶつけてみませんか。奮ってご応募ください。
「バッコスの信女-ホルスタインの雌」
2019年10月11日(金)~14日(月・祝)
愛知県 愛知県芸術劇場 小ホール
作・演出:市原佐都子
音楽:額田大志
出演:川村美紀子、中川絢音、永山由里恵、兵藤公美