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松山ケンイチ、早乙女太一と堺雅人にムラムラ?「プロメア」完成披露で明かす

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「プロメア」完成披露舞台挨拶の様子。左から早乙女太一、松山ケンイチ、堺雅人。

劇場アニメーション「プロメア」の完成披露舞台挨拶が本日5月15日に東京のTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて行われ、声のキャストを務めた松山ケンイチ、早乙女太一、堺雅人、ケンドーコバヤシ、古田新太、佐倉綾音、監督を務めた今石洋之、脚本を手がけた中島かずきが登壇した。

本作は、テレビアニメ「天元突破グレンラガン」「キルラキル」でタッグを組んだ今石と中島による初の劇場長編作品。高機動救命消防隊「バーニングレスキュー」の新人隊員ガロ・ティモスに松山が、炎を操る人種「マッドバーニッシュ」のリーダーであるリオ・フォーティアに早乙女が声を当てた。

完成披露を迎えた心境を問われた今石は「足かけ5年か6年やっていたので、もうできないんじゃないかと思いましたが、皆さんのおかげで完成できました。まだ僕自身が客観視できていない状態なので、皆さんと一緒に試写を観て自分が何を作ったのか感じていきたいです」と語った。作品の感想を問われた松山は「まず驚いたのは色。炎や水の表現が今まで見たことのないものだったので引き込まれました」と語り、今石は「通常の3倍ぐらい手間がかかりました」と苦労をにじませる。

堺は、収録を振り返り「後半に大きな声を出すので、少しセーブしようと思っていたんですけど『セーブするな』と言われました」と述懐。続けて「自分の中では(声量を)5段階ぐらいで計算していたんですが、早い段階でレベル5を要求されたのでそのときのめまいに似た感覚はよく覚えています。このあとどうしよう、もうない!って」とにこやかに述べた。中島が今石を見やりながら「僕たち我慢のできない2人なんですよね」と苦笑すると、松山は「僕は最初からレベル5でしたけどね。抑えるところはなかったような気がします。それだけガロは全力疾走なんだなと思いました」と話した。

アフレコを振り返り「めちゃくちゃ楽しかったです!」と声を弾ませた早乙女は、収録初日の松山の様子を明かす。「最初、(画面に)声を出すタイミングを示す印が何秒ぐらい出るか見ましょうという作業をしているときに、1発目から松山さんが『ウワアー!』って叫び出して(笑)。全然印見てないんですよ!」と説明すると、古田は松山の顔をのぞき込みながら「ケンちゃん、ちゃんとして?」と注意する。早乙女は「それぐらい最初から全力だったのでその姿に感銘を受けました」と述べた。

共演者の声についてコメントを求められた松山は「太一君は色気がある。男性なんですけど、なんかムラムラするというか……」とつぶやき、早乙女から「気持ち悪い……」と言われてしまう。中島が大笑いしながら「グッとくる、とか言えばいいじゃん!」とツッコむも、松山は「堺さんも二面性があって、そういうところもムラムラします」とコメントを重ねる。早乙女に「ずっとムラムラしてるじゃん(笑)」と指摘された松山は「それを消すために叫んでたんだよ」と釈明した。

「プロメア」は5月24日より全国でロードショー。

(c)TRIGGER・中島かずき/XFLAG