追悼ジョスリーン・サアブ、レバノン内戦捉えたドキュメンタリーなど3本上映
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ジョスリーン・サアブ
1月7日に70歳で死去したレバノン出身の監督ジョスリーン・サアブ。彼女の追悼上映会が、5月18日に東京のアテネ・フランセ文化センターで行われる。
1948年にレバノン・ベイルートで生まれたサアブは、戦地レポーターを経て、1975年に初の長編ドキュメンタリー「騒乱のレバノン」を発表し注目を集めた映画監督。この上映会では、レバノン内戦における若い犠牲者たちの現実を捉えた短編ドキュメンタリー「戦争の子供たち」、イスラエル軍のレバノン侵攻を題材にした「わが町、ベイルート」、イスラム社会における女性の社会的地位やアイデンティティをテーマに据えた劇映画「ドゥニヤ」がスクリーンにかけられる。また「ジョスリーン・サアブの生涯と情熱」と題し、生前彼女と親交のあった映画研究者の四方田犬彦によるトークも実施。
詳細な上映スケジュールはアテネ・フランセ文化センターの公式サイトで確認してほしい。
追悼、ジョスリーン・サアブ
2019年5月18日(土)東京都 アテネ・フランセ文化センター
<上映作品>
「戦争の子供たち」
「わが町、ベイルート」
「ドゥニヤ」
1回券:一般 1500円 / 学生・シニア 1300円 / 会員 1000円
1日券:一般 2500円 / 会員 1800円