インド発、少女YouTuberと落ち目のプロデューサー描く音楽映画が公開
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「シークレット・スーパースター」ビジュアル
「きっと、うまくいく」で知られるアーミル・カーンが出演したインド映画「シークレット・スーパースター」が8月9日に公開される。
本作は、インド最大の音楽賞のステージで歌うことを目標にしている少女インシアが、父親の猛反対を受けながらも夢を追い続ける物語。顔を隠して歌った動画をYouTubeにアップしたことで、落ち目の音楽プロデューサーであるシャクティ・クマールと出会い、運命が動き出していく。「ダンガル きっと、つよくなる」のザイラー・ワシームがインシア、カーンがクマールを演じた。「バジュランギおじさんと、小さな迷子」のメヘル・ヴィジュは、インシアの母親役として出演。監督と脚本は、カーンの元マネージャーであるアドヴェイト・チャンダンが担当した。今作でワシームは、インドにてアカデミー賞と言われる第63回フィルムフェア賞の審査員選出最優秀女優賞を獲得している。
カーンはチャンダンに対して「君は僕のマネージャーなんだから、いつでもスケジュールを調整してよ」と出演を自ら申し出て、プロデューサーも兼任。「自分の夢を守る権利があること、自分らしく生きる勇気を持つことを教えてくれる」と作品をアピールしている。
「シークレット・スーパースター」は東京・新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で公開。
(c) AAMIR KHAN PRODUCTIONS PRIVATE LIMITED 2017