ナチス研究所に潜む謎のクリーチャー、「オーヴァーロード」本編映像
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「オーヴァーロード」
全国で公開されている「オーヴァーロード」の本編映像の一部が、YouTubeにて公開された。
本作は、ノルマンディー上陸作戦開始直後にフランスに送り込まれた米軍部隊が、ナチスの研究所で未知の敵と遭遇するサバイバルアクション。ジョヴァン・アデポ、ワイアット・ラッセル、マティルド・オリヴィエ、ピルウ・アスベックらが出演した。監督を務めたのは「ガンズ&ゴールド」のジュリアス・エイヴァリー。
映像は、オリヴィエ演じるヒロイン・クロエがナチス兵を銃で脅し、研究所で弟のポールを捜すシーンから始まる。クロエが案内された部屋には得体の知れない死体が。彼女が動揺する間にナチス兵は自分の銃を取り出すがアデポ演じるボイスに殴り倒される。そして終盤に、謎のクリーチャーが姿を現す。
プロデューサーの1人であるJ.J.エイブラムスは「クリーチャーがどんなふうに見えるべきか、私たちは絶え間なく話し合った」とコメント。また、本作の奇妙なストーリーについて「伝統的な第2次世界大戦の映画にモンスターホラー映画をぶつける設定が気に入ったんだ。特にオープニングのシークエンスは、伝説の脚本家ロッド・サーリングが考え出したのではないかと思ったくらいだね。キャラクターとアクションがぎっしり詰まっていて、しかもそれが、脚本のほんの始まりの部分だったのだから」と語る。
さらにエイブラムスは「前半部分で若いアメリカ人兵士たちのストーリーを語っていく。それから徐々に観客を恐怖へと導いていくのだけれど、前半部分があるからこそ、ジャンルが変わっても観客はこのキャラクターたちを大切に思うことができるんだよ」と述懐。「戦争の恐怖がすでに物語の中にあるから、奇妙なファンタジーの世界にいきなり投げ込まれても、こじつけだと感じずに済むんだ」と述べている。
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