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「歎異抄をひらく」細谷佳正、本泉莉奈ら6名のコメント到着、新カットも

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「歎異抄をひらく」新場面カット

石坂浩二が主演を務める劇場アニメーション「歎異抄をひらく」より、キャストである細谷佳正、本泉莉奈、市来光弘、三木眞一郎、白井悠介、伊藤健太郎のコメントが到着。あわせて新場面カット7枚が公開された。

親鸞の教えを忠実に記した仏教書「歎異抄」を高森顕徹が解説した「歎異抄をひらく」をもとにする本作。「歎異抄」の著者と言われるのちの唯円こと平次郎が、親鸞や仲間たちと出会い成長していく姿が描かれる。石坂が親鸞、増田俊樹が唯円を演じた。

唯円の幼なじみ・壮賢役の細谷は「平次郎の静的な雰囲気が引き立つように、『まずは行動してみる』という動的なキャラクターとして壮賢が存在できたらいいなと考えていました」と、アサ役の本泉は「観ていただいた皆様にはぜひ『幸せ』とは何か、改めて見つめ直す機会にしていただければと思います」と述べている。

そのほか権八役の市来、慧信房役の三木、燈念役の白井、明法房役の伊藤のコメントは以下に掲載。なお、公式サイトのキャラクターページでは、コメント全文が確認できる。また場面カットには、唯円と壮賢が顔を見合わせる様子や、親鸞の弟子である慧信房と燈念の姿などが切り取られている。

大野和寿が監督を務めた「歎異抄をひらく」は、5月24日より東京・シネマート新宿、角川シネマ有楽町ほか全国で順次公開。

細谷佳正 コメント

物語の主人公である平次郎の静的な雰囲気が引き立つように、「まずは行動してみる」という動的なキャラクターとして壮賢が存在できたらいいなと考えていました。僕もこの物語の中の少年たちにとっての親鸞のように、本や映画、先人の言葉に意識を傾けて来ましたし、今もそれを吸収しながら生きています。僕自身は、自分が良いと感じる多くのことから良いところを取捨選択し、自分に取り入れていますが、「自分以外の何かに対し(ある回答)を求める」という行動は、少年少女が大人になって行くなかで通って行くことなのだろうなと、アフレコをしながら思いました。

本泉莉奈 コメント

純粋無垢で無邪気な少女時代と、成長し再会した時との差が出るよう意識しました。環境や境遇と共に変化していく彼女の思いを感じていただけたら幸いです。観ていただいた皆様にはぜひ「幸せ」とは何か、改めて見つめ直す機会にしていただければと思います。この作品を通して感じたものが、日々の生活の中で少しでも良い影響に繋がれば嬉しいです。

市来光弘 コメント

全ての人間が悪人、悪人こそ救われるべき……という言葉には考えさせられるものがありました。今回出演するまで「歎異抄」を知らなかったのですが、調べてみると歴史が深く、いろいろな研究がされていることを知りました。難しい題材ではありますが、アニメーションになることによって、理解がしやすいものになったのではないかと思います。目と耳で素直に楽しんでいただけたら嬉しいです。

三木眞一郎 コメント

「歎異抄」をわかりやすく、その上で登場人物たちの成長物語にもなっておりますので、あまり構えずにご覧いただければと思います。

白井悠介 コメント

最初、燈念は唯円のことを気にくわない後輩として少し意地悪な態度をとるのですが、悪くなりすぎないように気を付けながら演じさせていただきました。唯円がどのようにして大人へと成長していくのかが見どころです!
そしてその道中で出会う人々がどう影響を与えていくのかも見どころだと思います!

伊藤健太郎 コメント

僕自身、今作で初めて「歎異抄」に触れたので、新鮮でした。長い年月読み継がれてきた書物には、先人達の知恵と教えが詰まっているのだなぁと、改めて感じることが出来ました。
純粋にアニメーション映画を楽しんでもらいながら、今まで自分が触れたことのない教えや物語を知ってもらえるいい機会になればと思います。

(c)「歎異抄をひらく」映画製作委員会