板垣瑞生×吉柳咲良『初恋ロスタイム』予告編公開 主題歌は緑黄色社会が書き下ろし
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9月20日公開の映画『初恋ロスタイム』の予告編とポスタービジュアルが公開され、主題歌が緑黄色社会が本作のために書き下ろした「想い人」に決定した。
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2016年に刊行された仁科裕貴による同名小説を実写化する本作は、主人公の浪人生・相葉孝司が、ある日、“世界の人、モノ、車…あらゆるものが突然静止する”という不思議な現象に遭遇し、そこで出会った自分の他にもう一人動くことのできる少女・篠宮時音ともに、毎日1時間だけ起きる、不思議な時間“ロスタイム”の切ない“秘密”に迫るラブストーリー。
幼い頃に母親を病で亡くした経験から「世の中には頑張っても無駄なことがある」ことを早くに知ってしまい、諦め癖のついた無気力な日々を送る浪人生・相葉考司役を板垣瑞生が演じ、ロスタイム中に動くことができる少女・篠宮時音役を吉柳咲良が務めた。さらに、2人に遭遇する“ロスタイム”という現象を過去に経験し、この現象の真実を知る重要なカギを握る医師・浅見一生役で竹内涼真が出演する。
公開された予告編では、毎日決まった時刻から1時間ほどの間、自分以外の世界が静止するという不思議な現象を竹内演じる医師・浅見が語る。2人しか動くことのできない1時間の“ロスタイム”を一緒に過ごす度に、考司と時音の距離は徐々に近づいていく。緑黄色社会手がけた主題歌「想い人」が流れ、ロスタイムに隠された秘密がほのめかされる。
今回主題歌に抜擢された緑黄色社会は、愛知県出身の4ピースバンド。2013年の10代限定音楽フェス『閃光ライオット』で準グランプリを獲得し、昨年3月にインディーズで発売したアルバム『緑黄色社会』が、オリコン週間アルバムランキングでTOP20入りした。
初めての主題歌書き下ろしに対し、ボーカルの長屋は、「映画の主題歌のお話を頂いたのは初めてだったので、大変嬉しく、そして光栄に思います」と感激のコメント。「原作を読ませて頂いて、自分ではない誰かを愛しく、守りたいと思う気持ちというのは、こんなにも優しくて強いものだと感じ、誰かを想うという簡単なようで思うようにいかない気持ちをテーマに、歌詞を書き進めました。Gt.小林の作った優しく力強いメロディと合わさって、多くの人の心に届く曲が出来たと感じています」と、その出来栄えに自信を見せている。
また、主題歌楽曲を聞いた本作のキャスト2人は、「とても素敵な歌を作っていただきました。孝司の時音を思う気持ちとこの歌が、本当にマッチしていて驚きました。緑黄色社会さんの歌声と映画の世界観がマッチしているので、いろんな方に体感していただきたいです!」と板垣瑞生。吉柳咲良も「聴いた人の心があったかくなる曲だと思いました。特にサビの“貰った愛の分だけ返していこう”という歌詞がとても好きです…。映画を観に来て下さった全ての方に優しい気持ち、愛する気持ちの大切さをこの曲からも感じて貰えれば嬉しいです」と喜びのコメントを寄せた。
■コメント一覧
●長屋晴子(ボーカル・ギター)
この度、映画『初恋ロスタイム』の主題歌を担当させて頂くことになりました。映画の主題歌のお話を頂いたのは初めてだったので、大変嬉しく、そして光栄に思います。原作を読ませて頂いて、自分ではない誰かを愛しく、守りたいと思う気持ちというのは、こんなにも優しくて強いものだと感じ、誰かを想うという簡単なようで思うようにいかない気持ちをテーマに、歌詞を書き進めました。Gt.小林の作った優しく力強いメロディと合わさって、多くの人の心に届く曲が出来たと感じています。この曲を聴いて、それぞれにとっての『想い人』を浮かべたときに、優しい気持ちになってもらえたら、私はとても幸せです。
●板垣瑞生(相葉孝司役)
とても素敵な歌を作っていただきました。孝司の時音を思う気持ちとこの歌が、本当にマッチしていて驚きました。今、好きな人を想って仕事をしている人や毎日日本中で頑張っている方がいると思います。そんな全ての方々の支えになってくれる曲だと感じました。緑黄色社会さんの歌声と映画の世界観がマッチしているので、色んな方に体感していただきたいです!
●吉柳咲良(篠宮時音役)
「想い人」は聴いた人の心があったかくなる曲だと思いました。特にサビの“貰った愛の分だけ返していこう”という歌詞がとても好きです…。“愛されながら愛してゆく”ってとても素敵な事だと思ったからです。同時に、『初恋ロスタイム』で私が演じた時音の気持ちとリンクしている部分が多い曲のように思いました。映画を観に来て下さった全ての方に優しい気持ち、愛する気持ちの大切さをこの曲からも感じて貰えれば嬉しいです。
●KADOKAWA・高木智香プロデューサー
以前より「すごいインディーズバンドがいる」「絶対にブレイクするから今のうちからチェックした方がいい!」と様々な場所でよくお名前を耳にし、ずっと気になる存在だったのが「緑黄色社会」さんでした。初めて楽曲を聴いた時の衝撃は忘れられません。限りない透明感と、お腹の底にどっしりとくる力強さを持ち合わせた稀有なボーカル、そして、若いインディーズバンドの楽曲と言われても俄には信じられないような「王道」をいくポップなサウンド。この度そんな緑黄色社会さんの、メジャーデビューを経ての初めての映画主題歌をご一緒させていただけることになり、大変光栄に思っています。本楽曲「想い人」はリョクシャカさんならではの爽やかさ・透明感をもちつつ、暖かで、切なさもあり…「リョクシャカ至上最もエモい」楽曲と言って差し支えないのではないでしょうか。登場人物達をやさしさで包み込むような素晴らしい楽曲をいただけて、映画としても大きな力をいただいたと思っています。本作は板垣瑞生さんの映画初主演作であり、吉柳咲良さんの映像デビュー作であり、緑黄色社会さんの初主題歌映画です。たくさんの「初めて」が詰まったフレッシュな魅力にご期待下さい!
(リアルサウンド編集部)