キム・テリが子犬とじゃれ合い、韓国版「リトル・フォレスト」劇中犬の仕事風景
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「リトル・フォレスト 春夏秋冬」メイキング写真
本日5月17日に封切られた韓国映画「リトル・フォレスト 春夏秋冬」より、劇中に登場する犬・オグに焦点を当てた特別映像がYouTubeで解禁された。
五十嵐大介のマンガを原作に、都会暮らしに疲れた主人公が、故郷でのシンプルな暮らしを通して自分を見つめ直していくさまを描いた本作。「お嬢さん」「1987、ある闘いの真実」のキム・テリが主人公ヘウォンを演じたほか、幼なじみのジェハとウンスクにそれぞれリュ・ジュンヨル、チン・ギジュが扮している。
「オグの仕事風景」と題した映像には、へウォンとともに暮らしながら四季を過ごすことになるオグの撮影現場での様子を収録。キム・テリとじゃれ合い散歩する姿や、撮影の合間に仮眠を取る様子などが確認できる。現場で自由奔放に振る舞うオグをコントロールできたのは、食べ物だけという証言も。オグがへウォンと初めて出会った日の夜のシーンでは、もともとは一緒の布団で寝るはずの予定だった。しかしオグがなかなか寝付かず、結局は布団の中におやつを入れてオグを誘い込み、睡眠ではなく、“横にいる”演出に変更したそう。
「リトル・フォレスト 春夏秋冬」では、韓国原産犬種として知られる珍島犬の成犬と幼犬の2匹がオグに扮した。映画は冬のクランクインだったため、まず動物愛護団体に保護された珍島犬を成犬オグとしてキャスティング。その後、全国の保護施設で成犬オグに似た子犬を探し回ったという。そんな幼犬オグの芝居は、キム・テリが「神がかった演技」とたたえるほど。幼犬は撮影終了後に里子へ出す予定だったが、プロデューサーがそのまま飼うことになった。
「提報者~ES細胞捏造事件~」のイム・スルレが監督を務めた「リトル・フォレスト 春夏秋冬」は、東京・シネマート新宿ほか全国でロードショー。
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