現存わずかなレオナルド・ダ・ヴィンチの真筆が日本初上陸! 『ルーヴル美術館展 ルネサンス』国立新美術館で
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レオナルド・ダ・ヴィンチ《女性の肖像》、誤って付された別称《美しきフェロニエール》 1490‒1497年頃 パリ、ルーヴル美術館 (C) GrandPalaisRmn (musée du Louvre) / Michel Urtado
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すべて見る9月9日(水)より、国立新美術館で『ルーヴル美術館展 ルネサンス』が開催される。フランスが誇る美の殿堂、ルーヴル美術館の膨大なコレクションより、15〜16世紀にかけてヨーロッパ各地で隆盛を極めたルネサンス美術50点余りを紹介し、その特徴を浮き彫りにする展覧会だ。

Photo (C) GrandPalaisRmn (musée du Louvre) / Michel Urtado / distributed by AMF-DNPartcom
「復興」や「再生」を意味するルネサンスとは、古典古代の思想や成果を復興し、それを凌駕しようとする文化芸術運動であった。このルネサンス期を象徴する芸術家といえば、レオナルド・ダ・ヴィンチ。彼の真筆とされる絵画作品はわずか15点ほどしか現存しないが、ルーヴル美術館にはなんと5点も所蔵されている。その中から今回は《美しきフェロニエール》の通称で知られる彼の傑作《女性の肖像》をが日本で初めて公開される。
額の中央で分けたまとめ髪や、額から頭に巻いた飾り紐などが特徴的な女性の肖像は、レオナルドがミラノ公国の統治者ルドヴィコ・スフォルツァに仕えていた30代後半から40代後半の作と考えられる。当時のイタリアでは、肖像画といえば横顔を描くのが普通だったが、レオナルドは同作で、4分の3正面観というフランドルの肖像画の様式を取り入れた。その技法や特徴から、かの有名な《モナ・リザ》の前身と位置付けられる作品だ。同展では、最新の研究動向を踏まえながら、この作品が生まれた背景や表現上の特徴にも光をあてる。

このレオナルド・ダ・ヴィンチから導き出した4つのテーマ、「旅」「技法の革新と洗練」「古代へのまなざし」「肖像芸術の隆盛」で構成される同展では、美の女神ヴィーナスが大きな貝の上に乗って現れる《ヴィーナスの誕生》などで知られるイタリア・ルネサンスの芸術家サンドロ・ボッティチェリの若き日の作品《5人の天使に囲まれる聖母子》や、ドイツ・ルネサンスの巨匠アルブレヒト・デューラーの木版画《サイ》、ルカス・クラーナハ(父)の《三美神》など、レオナルド以外のルネサンスの巨匠たちの作品も続々登場。

Photo (C) GrandPalaisRmn (musée du Louvre) / Mathieu Rabeau / distributed by AMF-DNPartcom
さらにブロンズ彫刻、メダル、陶器、タペストリーなど、多彩な技法が生まれたルネサンスの工芸品にも注目したい。
<開催情報>
『ルーヴル美術館展 ルネサンス』
会期:2026年9月9日(水)~12月13日(日)
会場:国立新美術館
休館日:火曜、11月4日(水)(※ただし9月22日(火・祝)、11月3日(火・祝)、12月8日(火)は開館)
時間:10:00~18:00(※金・土曜は~20:00)、入場は閉館の30分前まで
料金:一般2,400円(2,200円)、大学生1,400円(1,300円)、高校生1,000円(900円)
※()内は前売料金
公式サイト:
https://vermeer2026.exhibit.jp/
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