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映画「仮面ライダージオウ」エキストラ1200人が王を祝福、奥野壮らの変身に大歓声

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奥野壮

「劇場版 仮面ライダージオウ(仮題)」の大規模ロケが、本日5月17日に群馬県高崎市内にて実施された。映画ナタリーでは、撮影現場の様子をレポートする。

本作は、テレビ朝日系で毎週日曜9時から放送中の特撮ドラマ「仮面ライダージオウ」の劇場版。この日は“新たなる王の誕生を祝うシーン”の撮影として、一般公募により1200人のエキストラが集められた。平日朝からの撮影となったが、北海道や九州から駆け付けたファンもいたほか、10代から50代まで幅広い年齢層のエキストラが参加した。

撮影の序盤には、「ジオウ」パイロット版も手がけた本作の監督・田崎竜太が説明を行った。続いてレギュラーキャストである常磐ソウゴ役の奥野壮、明光院ゲイツ役の押田岳、ツクヨミ役の大幡しえり、ウォズ役の渡邊圭祐が現場に登場すると、エキストラから大きな歓声が。この日は気温が25℃近くまで上がったことから、渡邊は「体調にだけはお気を付けてください」とファンを気遣い、「かわいいー!」という声援を受けた大幡は「(今は)緊張しているんですけど、撮影は緊張しないようにがんばります」と挨拶する。そして押田は「皆さん、一緒に戦ってください。力を貸してください、友よ!」と叫んで観衆を盛り上げ、奥野も「みんなの王様、常磐ソウゴです!」と自己紹介して拍手を起こした。

そしてロケ地となった公園内の前方後円墳にて、“新たなる王”誕生シーンの撮影がスタート。ウォズの「祝え!」という言葉を合図に、群衆役のエキストラたちが「おめでとう!」「わー!」と雄叫びを上げる。ヒートアップする群衆に、田崎が「皆さん、まるで練習してきたかのようにコールがうますぎます。もうちょっと戸惑いがちに、徐々に盛り上がるように」と注意する一幕も。さらにスタッフからシーンの説明を受けたエキストラが、テレビシリーズからは予想も付かない展開にどよめく場面もあった。

ドローンを使った撮影などを経て、現場が特に盛り上がったのは、仮面ライダージオウのスーツアクターである高岩成二が参加したシーン。出番待ちの高岩を多くのギャラリーが尊敬の眼差しで見つめていたほか、彼のアクションを生で見学したエキストラは思わず「おおー」と感嘆の声を漏らしてしまう。さらに現場には劇場版オリジナルキャラクターのスーツも登場したことから、ファンは大興奮の様子だった。そして奥野と押田の同時変身シーンでは、ひときわ大きな拍手が起こる。「過去と未来をしろしめす時の王者……」とおなじみの“祝福”を披露し歓声を浴びた渡邊は、朝早くから参加しているエキストラたちを「がんばって行きましょう!」と元気付けていた。

日が沈むとともに、この日の撮影は終了。最後にサプライズで挨拶をすることになった奥野は「皆さんと一緒に夏映画を撮れたことが思い出になりました」と、押田は「皆さんはこれで、僕らと同じ『ジオウ』のキャストです!」と声をかける。また大幡は「(私も)皆さんと一緒に公開を楽しみにします!」と、渡邊は「皆さんが撮影を楽しんだなら、絶対にいいものができていると思う。これからも『ジオウ』をよろしくお願いします」と挨拶。そして田崎が「皆様のおかげでいい画が撮れました。完成を楽しみにしてください。がんばって仕上げます!」と宣言して場を締めくくった。

「劇場版 仮面ライダージオウ」は、「騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE(仮題)」とともに7月26日に全国公開。

※田崎竜太の崎はたつさきが正式表記

(c)2019 劇場版「ジオウ・リュウソウジャー」製作委員会 (c)石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映