吉田鋼太郎がドラマ「死命」の賀来賢人に驚嘆「『今日から俺は!!』とまるで別人」
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ドラマスペシャル「死命~刑事のタイムリミット~」
薬丸岳の小説「死命」を映像化したドラマスペシャル「死命~刑事のタイムリミット~」より、主演を務めた吉田鋼太郎のコメントが到着した。
本作はともに余命宣告を受けた刑事・蒼井凌と連続殺人犯・榊信一の攻防を描いた追走劇。最期まで正義を貫き通そうと決めた蒼井を吉田鋼太郎、これまで抑え込んできた殺人衝動を解放する榊を賀来が演じた。また、蒼井とタッグを組む刑事・矢部知樹に中尾明慶、榊の幼なじみで元恋人・山口澄乃に蓮佛美沙子、蒼井の娘・瑞希に山谷花純が扮する。
今作を3回以上観たという吉田は、「いつもは『自分の芝居って好きじゃないなぁ』と思うから、あんまり見ないんですけど、今回に限っては『吉田鋼太郎、結構いい芝居をしてるんじゃない?』と思っちゃいました(笑)」と出来栄えに自信をのぞかせた。共演の賀来賢人に話が及ぶと、「榊は過去の因果によって間違った考え方と心を持ってしまった人間。それを演じる賀来くんの集中力たるや……! 『あれは何だったんだ!?』と思うくらい、『今日から俺は!!』とはまるで別人で、改めて俳優・賀来賢人はすごいなって思いました」と称賛する。「『死命』を見た後、録画した『今日から俺は!!』を見たら、人間が信じられなくなると思います(笑)」とギャップの大きさに驚いた様子だ。
また、余命宣告を受けた刑事役を演じる吉田は、「『舞台の上で死にたい』という思いは役者の中に“ひとつの憧れ”としてありますが、実際は病院のベッドの上で死ぬのが一番いいだろうなって。ただ、もし僕自身が舞台の上で最期を迎えることになったら、それはそれで幸せなんだろうなって気もしているんです」と理想の死に様を語った。
ドラマスペシャル「死命~刑事のタイムリミット~」
テレビ朝日系 2019年5月19日(日)21:00~23:05