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【パク・ユチョン インタビュー】日本3rdミニアルバム『slide』制作への思い、自作曲の解説も

音楽

ニュース

韓流ぴあ

Kyoka Uemizo

パク・ユチョンが7月1日に日本3rdミニアルバム『slide』をリリースした。2024年にソロアーティストとして日本で再出発して間もなく2年になる。2026年は3月公開の日本映画『361-White and Black-』に囲碁棋士役で出演し、演技も再開。音楽面では春に全国5都市を巡るZeppツアーを開催し、この『slide』に至った。さらに12月17日(木)には、ソロキャリア最大規模の東京国際フォーラム ホールAでのライブが控えている。40歳になってもしなやかな身体を保ち、少年のような笑顔を見せるユチョン。「今、すごく充実している」という彼に、新作『slide』についてきいた。

ユチョンの新作『slide』のテーマは、「ちょっと変わった世界に誘惑したい」

──約1年ぶりとなる日本3rdミニアルバム『slide』が、7月1日にリリースされました。コンセプトを教えてください。

ちょっと普通じゃない、変わった世界観を表現したかったんですよね……。だからアートワークの「slide」というタイトルの文字も斜めになっていたり、大きさが違っていたりするんです。それに「slide」にはスラングで「誘惑」という意味もあるので、「ちょっと変わった世界に誘惑したい」という意味が込められています。

───リード曲「153cm」は、懐かしさもあるダンストラックです。

この曲はちょっとアナログっぽくて、デジタルでは見られないワイルドさを表現したかったんです。 実は「153cm」はリード曲だけれど、最後に追加された曲で、最初の収録曲候補には入っていなかったんです。1曲目の「Butterfly」をレコーディングしているときに、作曲家の方とやりたい曲の話をしていたら、「この曲はどう?」とたまたま聴かせてくれたのがこの曲で。最初の20秒くらいを聴いて、「これだ!」となった(笑)。元の曲はラップが入っていたのだけれど、どんどん構成を詰めていって、ボーカルトラックとして作り上げていきました。曲自体が持ってる雰囲気がとにかく気に入って、「絶対にこの曲をリード曲にしたい!」と思ったんです。

───最後に運命的に出会えた曲なんですね。

はい。去年リリースした「MOON」は「夏!」って感じの曲だったから、今年はちょっと変わった部分を見せたかったんですよ。そんなときに「153cm」に出会って、「ちょっと変わった世界観」というコンセプトが固まって、ミュージックビデオやアートワークに繋がりました。まさに、運命の出会いでしたね。

「恋愛が始まる直前のワクワク感を忘れた」というユチョンが実践したこととは?

───ミニアルバム『slide』には、ユチョンさんの自作曲が2曲収録されています。それぞれのお話しを伺わせてください。「Free Tonight」は、R&Bを基調とした曲です。

曲は割とすぐにできたんだけれど、歌詞を作るのに時間がかかりました。僕自身が、恋愛が始まる直前のワクワク感というものを忘れちゃって(笑)。だからそれを思い出すために、ワンちゃんの散歩をしに行った公園でデートをしているカップルを見ながら想像を巡らせてみたりして、ちょっと懐かしい気持ちになりました。曲って、自分の経験を書くこともあるけれど、「Free Tonight」は誰が聴いても共感できる曲にしたかったんですよね……。

───誰もが経験したことのある、恋の高揚感を書きたかった?

そうです。「Free Tonight」は、悪く言えばナンパの話なんだけれど、それをロマンチックにしたかったんですよ。「今話しかけないと、絶対に後悔する」という気持ちを表現したかった。

───もう1曲の「ためらい」は、バラード曲です。

この曲は、何回も直しました。最初のバージョンは、もっと短かったのですが、アルバムの中にバラードは1曲しか入っていないから、もっと長い、聴きごたえのある曲にしてもいいんじゃないかという話になって。

───5分くらいありますよね。

5分20秒くらいかな。「ためらい」って、人が生きていれば何度もするものじゃないですか。でも、それって人間だけにしかできないことなんですよ。人間だからこそ、悩むことができる。ワンちゃんにはできない。それって、人間へのプレゼントなんじゃないかな。それに、本気だから悩むんだと思うんです。そういう部分を表現したかったんです。

───ロマンチックですね。

そうですかね。ふふふ(笑)。

───ちなみに、最近、ユチョンさんがためらったことはありますか。

毎日「ごはん、何にしようかな」とためらいます。でも、それを考えるのが幸せ。みんなでごはんに行って、何を食べるか悩んで、ビールを飲んで。それが一番の幸せです。今日は、「行ったことのないサイゼリヤに行きたい」と話をしていました(笑)。
でも、仕事でためらうことは、ないですね。今、すごくいい環境で仕事ができているんです。充実しています。だから、なるべく長くこの体制で続けていきたいと思っています。

音楽は自分の中の一部。日本に来て、そう思えるようになった

───ユチョンさんの作った曲って、ユチョンさんらしさが出ていますね。

そうなのかな? でも、ファンの方からも言われます。

───曲を作る上で、「自分らしさ」は意識されていますか。

していないんですけれど、完成したら僕らしいテイストになるみたい。実は、年内にフルアルバムを出したいと考えているんです。今回のミニアルバムも本当に全力でみんなで作ったのですが、フルアルバムは、コンセプトから曲作り、MVやアートワークまで、最初から最後までできるだけ自分で手掛けたいなと思っています。そのためにも、今回のミニアルバムがいい経験になりました。

───音楽は、ユチョンさんの中でどのような存在なのでしょう。一番うまくできるもの?

「うまくできるもの」と考えたことは、一度もないかな。それに、「仕事」と感じたこともなくて。散歩するときも、音楽って聴くじゃないですか。僕にとっては、それと同列の日常というか……。スタッフみんなと笑いながら準備して、ステージで音楽をファンの皆さんと楽しんでいるというか。

───音楽は自分の中の一部みたいなものなんですね。

はい。でも、昔はそういう風に考えられなかったんですよね。日本に来て活動するようになってから、考え方が変わりました。

彼がなぜこう思えるようになったのか――。このインタビューの続きは、『韓流ぴあ11月号』(9月24日発売)につづきます。ご期待ください。

<リリース情報>

PARK YUCHUN 日本3rdミニアルバム『slide』
7月1日(水)発売
通常版
2,750円(税込)

収録曲
01.Butterfly
02.Free Tonight
03.ZONE
04.153cm
05.ためらい
06.Butterfly-Instrumental-
07.Free Tonight-Instrumental-
08.ZONE-Instrumental-
09.153cm-Instrumental-
10.ためらい-Instrumental-

●YUNIVERSE ファンクラブイベント
9月22日(火・祝)開催
グランドプリンスホテル新高輪「飛天」
<詳細>

PARK YUCHUN JAPAN OFFICIAL SITE
https://pyc-yuniverse.jp/


●PARK YUCHUN CONCERT 2026 (仮)
12月17日(木) 東京国際フォーラムホールA
開場17:00 開演18:00
<詳細>
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2669139


取材・文:細野雨音 撮影:Kyoka Uemizo

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