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キンプリ永瀬廉、初主演作『うちの執事が言うことには』は「自分のアルバム」

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高里椎奈氏の同名小説シリーズを実写映画化した『うちの執事が言うことには』の公開記念舞台挨拶が5月18日、東京・丸の内TOEIで行われ、本作が映画初主演となる永瀬廉(King & Prince)、執事役で共演する清原翔、ライバル御曹司役の神宮寺勇太(King & Prince)、優希美青、神尾楓珠、久万真路監督が出席した。

父の突然の引退宣言を受け、若くして名門・烏丸家の第27代当主になった烏丸花穎(永瀬)、失踪した父の命令で、突然現れた仏頂面の執事・蒼馬(清原)が反発しながら、社交界で巻き起こる怪事件の謎を追求する。5月17日に全国で封切られた。

久万監督によると、2018年の5月17日にクランクインしたといい「ちょうど1年前ですね…。彼らキャストの初々しい感じが、世界観にぴったりマッチしていた」。このコメントに、永瀬は「まだ1年しか経っていませんが、今見ると顔が若いなと思うし、(今は)成長している部分もあり、まるで自分のアルバムを見ているよう。恥ずかしいですが、不思議な気持ち」としみじみ振り返った。

改めて、初主演を飾った本作については「そこまで経験がないなかで、主演をさせていただき、共演者の皆さんやスタッフの方々が助けてくださった」と感謝の意。公開前のプロモーションでは、約100誌の取材に応じたといい「多い時には1日20誌という日も。それだけ注目していただけるのは、すごいことだし、プレッシャーもありつつ、あっという間で楽しい時間だった」と話していた。

「間違いなく言えますが、永瀬廉は人を巻き込む力を持っている」(清原)、「廉が来ると、楽屋も現場も華やかな雰囲気になる。初主演とは思えないほど、堂々としていた」(神宮寺)、「座長として、わたしを仲間の輪に入れてくださった」(優希)、「取材で疲れているはずなのに、食事に誘ってくれた」(神尾)と共演陣が語ると、当の永瀬は「照れますね…」と神妙な面持ち。それでも「今の言葉、もう1回言って!」「今のコメント、(記事の)見出しにお願いします」などと客席や報道陣を楽しませるエンターテイナーぶりを発揮し、舞台挨拶の最後まで、“主演”としての役目を果たしていた。

取材・文・写真=内田 涼

『うちの執事が言うことには』
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