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SHOW-WA / MATSURI 舞台公演『デカ×ホシ』稽古場レポート&コメント到着!

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SHOW-WA / MATSURI 舞台公演『デカ×ホシ』

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秋元 康プロデュースの昭和歌謡グループSHOW-WA / MATSURI。彼らが初主演を務める舞台『デカ×ホシ』が、9月9日から9月18日まで、東京・I’M A SHOWにて上演される。SHOW-WAチームが演じる刑事サイドと、MATSURIチームが演じる犯人サイドの二つの視点から、同時刻に異なる場所で起きている物語を描き出すシンクロ・デュアル・ステージ。歌舞伎俳優であり、近年は演出家としても活躍する尾上松也が、歌舞伎以外の舞台を初演出することでも注目を集めている。熱気あふれる稽古場のレポートと、SHOW-WAとMATSURI、それぞれのグループインタビューをお届けする。

都内スタジオ。最初に芝居稽古を進めていたのは「ホシ編」に出演するMATSURIのメンバーだ。彼らの役どころは、ホシ=犯人。同じ児童養護施設で育った6人は、昼間はそれぞれ表の職業を持っているが、夜や週末になると宝石商を狙った窃盗団に変身。人気マンガに出てくるトリックを参考にした巧妙な計画で完全犯罪を成功させ続けてきた。そんな彼らがアジトで集会をしようとしていたところに予期せぬ来客が次々と現れ…というシチュエーションコメディらしいパートの稽古に入っていた。

幼い頃から一緒に育ってきた、家族のような存在である6人は、つねに寄り添い合うような距離感。稽古の合間に話を聞くと、アル役の松岡卓弥は「本来なら、ひとりで語り切るようなセリフも6人で割って喋っているんです。そのテンポ感を出すのが難しい!」と、さっそくコメディ作品の壁にぶつかっているようだ。「もっとテンションを上げて」とアドバイスを受けていた。

稽古を慎重に進めていく一方で、場を引っ掻き回していく役割である染谷俊之や藤田玲の挑発的な芝居に乗っかり、彼らからも何かを吸収しようとする演技への貪欲さも垣間見えた。ロビン役・小野寺翼が「僕ら演技経験が少ない分、スポンジのように吸収力だけはあるのかもしれません(笑)」と笑顔を見せると、キッド役・柳田優樹は「和田さん、染谷さん、藤田さんに入っていただくと稽古場の空気が変わるんです。僕らだけでは縮こまってしまう部分を解放してもらっています」と稽古での手応えを語ってくれた。

なぜ彼らが窃盗団になったのかを語るシリアスなシーンでは、橋爪健二演じるマウスが、染谷に拳銃を向ける刺激的な一幕も。一方で、ファイブ役・渡辺真はセリフに出てくる「怪探偵パリス」のイントネーションに苦戦し、メンバーを笑わせていた。ほかにも彼らにとって大切な存在である人物に向けた感動的な歌唱シーンや、なぜかハリセンを持っている和田琢磨を相手に6人がボケ倒していくというわちゃわちゃシーンなど、カラーの違う場面がどんどん出てくる。そのたびに付け足されていく新たな演出を、ディエゴ役の鈴木渉は台本に書き込んでいた。「ホシ編」の稽古は最後までアットホームに進んでいった。

SHOW-WAは歌稽古からスタート。舞台終盤に披露する歌のレッスンでは、アクセントの位置や感情の込め方を、フレーズごとに確認していく。ここではSHOW-WAらしさを封印し、それぞれの役が抱える思いや意志を歌に乗せていく。「お芝居の歌で最も大事なのは感情」というアドバイスを受け、最後に6人で声を合わせると、一気にドラマティックなものになった。

「デカ編」は、宝石商を狙った窃盗団を追いかける刑事たちの物語。3年かけてホシのアジトを突き止めた刑事・赤星率いる捜査三課の面々は、隣接した部屋で1時間後に予定された突入の機会を伺っていた。5年前、自分の判断ミスで仲間を失った赤星にとっては自身の再起をかけた大一番でもあった。捜査一課からの応援も合流し、突入を控えたその時、仲間が窃盗犯に監禁されたという情報が入る…というノンストップ・サスペンスになっている。

早速、頭から通していくことになり、和気あいあいとしていた歌稽古から一転、稽古場全体に良い緊張感が走った。

窃盗団アジトへの突入を控えた刑事たち、緊迫感あふれるオープニングが始まった。塩田将己が演じる赤星は、エースであるプライドと仲間を失ったトラウマを同時に抱えた複雑な役どころ。終始ピリピリとした雰囲気で、人を寄せ付けない空気を放つ。寺田真二郎扮する赤星の上司・明神は、ひょうひょうとしたキャラクター。松也からは「優しさと風格をもっと出してほしい」とオーダーを受けていた。職人肌の西久保役・向山毅と、武闘派の土居役・青山隼も、突入に必要な大荷物を持って合流。何気ない立ち振る舞いから、ふたりも自分たちのキャラクター像を浮かび上がらせていた。捜査一課のエリート刑事で赤星の同期だった外澤役・山本佳志と、その部下の上杉役・井筒雄太も登場。ついにSHOW-WAメンバー全員が揃った。

松也は時に椅子から立ち上がって彼らの横に立ち、演出をつけていく。向山と染谷のユーモラスなやりとりなど、台本にはなかった新たなアイデアもどんどん飛び出し、SHOW-WAは感心した表情を見せつつ、それらをすぐさま取り入れていった。井筒が演じる上杉は、AI捜査を実践している令和のデジタル系刑事。経験と勘に頼る昭和タイプの三課に対して嫌味な発言が多く、それが火種となってトラブルが起こることも。そのため、松也は「もっと相手が怒りやすいようにセリフを渡してあげて」と井筒にアドバイス。きっかけとなるセリフの立て方、間の取り方、言われたことに対する感じ方など、セリフひとつひとつに対して丁寧な指導が続く。それを聞き漏らすまいと集中する6人。ここからさらに芝居が構築されていくことを想像し、本番が楽しみになった。

サスペンスタッチの濃密な会話劇「デカ編」と、ミュージカルタッチのコメディ「ホシ編」。もちろんそれぞれ独立した作品として楽しめるが、物語がクロスするシーンがあり、どちらか一方を観たら間違いなくもう一方も観たくなることは間違いない。

最後にSHOW-WAとMATSURI、それぞれに本番に向けた意気込みと注目ポイントを聞いた。初舞台にかける2組の情熱は、ぜひ劇場で確かめてほしい。

SHOW-WAインタビュー

ーー本格的な稽古に入った今の心境は?

寺田 みんなを束ねるようなどっしりした役を任され、日頃からそういうリーダーであるべきだったと反省しています(笑)。

山本 役はそれぞれ当て書きに近いのですが、役の経験を通して自分自身と向き合い、さらに役を深めていくことが楽しいです。あと歌稽古になると塩田と向山がイキイキし始めます(笑)。

向山 芝居も歌も、一度教わったことはしっかり持ち帰り、完成度を高めた上で次回の稽古場に挑むよう心がけています。

塩田 何もかもがゼロからの初体験。劇中の歌唱も昭和歌謡やポップスの歌い方とは違うミュージカル調で、全てが新しい学びになっています。

青山 以前、梅沢富美男さんの明治座公演にゲストとして呼んでいただいた時、稽古場で試行錯誤を続ける梅沢さんのお姿を見て、日々の積み重ねこそが本番で花開くのだなと学ばせていただきました。それを実践するべく、稽古に励んでおります。

井筒 自分が想像していた以上に可能性のあるキャラクターだと感じています。歌唱にも上杉を乗せて歌うことができるように模索中です。

ーー本番で注目してほしいポイントは?

寺田 僕と青山にはMATSURIの「ホシ編」と絡むシーンがあるんです。そこはシンクロ・デュアル・ステージとして重要なポイントだと思うので、ぜひチェックしてください。

山本 外澤はクールな刑事ですが、訳あって仲間に手を挙げてしまうシーンがあります。そこでメンバーに対する日頃の鬱憤を晴らしたい…というのは冗談です(笑)。塩田との絡みが多いので、遠慮なくお互いの気持ちをぶつけ合って感情を高めていけたら。頑張ります!

向山 仲間とのやりとりから、熱血漢で負けず嫌いな西久保の人間性が見えるよう、丁寧に演じていきたいです。

塩田 ポジティブで明るい普段の僕とのギャップを見ていただきたい。セリフ量も多いので、「よく噛まずに言えたね」って褒められたいです(笑)。

青山 緊迫したシーンが続く中、自分の存在が“笑い”というスパイスになれたら。和田さん、染谷さん、藤田さんとの掛け合いにもご注目ください。

井筒 僕たちも普段は“昭和歌謡リバイバル”というコンセプトで活動していますが、舞台でも「新しいものもいいけれど、昭和ならではの良さもあったよね」ということが伝えられたら。僕のツンとした役回りと、それに対するみんなの反応にもご注目ください!

MATSURIインタビュー

ーー本格的な稽古に入った今の心境は?

渡辺 演技だけでなく、歌、ダンス、コーラスもあって、正直、自分はいっぱいいっぱいです(笑)。楽しいと思えるポイントを増やしていっている最中です。

橋爪 毎日手探りしながらシーンを作っています。「自由に動いていい」と言われているシーンもあり、そこではメンバーだからこその“阿吽の呼吸”が発揮できている気がしています。

小野寺 1日1日が勉強であり、新しい発見の連続です。日々、新鮮な気持ちを味わっています。

松岡 僕たちは日頃、歌謡曲を中心に歌っていますが、『デカ×ホシ』ではミュージカルのような歌唱に初挑戦しています。今は大きな壁になっていますが、乗り越えた先には成長した自分たちがいる。それをイメージするとワクワクしてきます!

鈴木 不慣れなところもありつつ、お互いの成長過程を感じ合いながら稽古させていただいております。こういうインタビューで発する声も大きくなった気がします。あとは滑舌をしっかり鍛えたいです!

柳田 それぞれの役の個性が徐々に出てきて、少しずつ希望が見えてきたように感じています。

ーー本番で注目してほしいところは?

渡辺 ファイブはグループのリーダー。僕らはロビン中心に動いていきますが、リーダーもキメるところはバシッとキメます!

橋爪 マウスは6人の中で気弱なところがあるのですが、潜入のために体型を変えるという特技を持っています。その時に見せるちょっとした興奮状態など(笑)、感情の変化を見てもらえたら嬉しいです。

小野寺 ロビンは窃盗団の中心的存在で、みんなを言葉巧みにリードしていくんです。松也さんに「作品の世界にお客さまを引き込む大事な役目でもある」とアドバイスをいただきましたので、頑張ります!

松岡 みんなに構ってほしい末っ子気質のアルは、僕にピッタリ(笑)。緊張感あるセリフが続いた時は、いつも天真爛漫なアルを見て、癒されてください!

鈴木 ディエゴは外向きの顔と仲間といる時の顔をガラッと変えたいと思っています。どんな表情になっているか、ぜひ確認しにきてください。

柳田 キッドは口数が少ないものの、セリフのないところの立ち振る舞いで他の5人とは違った存在感を出せたらいいなと思っています。クールな感じを出したいので会話のトーンは低めですが、歌唱パートでは僕の高音パートの伸びが聴きどころです。

ーー千穐楽特別公演では全キャストが揃って共演し、すべての“謎”が解き明かされるとか…?

小野寺 SHOW-WAとMATSURI、兄弟グループのように活動してきました。その2組がシンクロ・デュアル・ステージを経て、共に迎える千穐楽。きっと意味がある公演になると思います。


鈴木 みんなで達成感を喜び合えるのが楽しみです!


<公演情報>
SHOW-WA / MATSURI 舞台公演『デカ×ホシ』

2026年9月9日(水)~18日(金)
会場:I'M A SHOW

チケット情報:
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2671049

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