僕が子供でいられた最後の夏だった…ポーランド映画「メモリーズ・オブ・サマー」予告
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「メモリーズ・オブ・サマー」
ポーランド映画「メモリーズ・オブ・サマー」の予告編がYouTubeで公開された。
本作は監督と脚本を担当したアダム・グジンスキが、自身の体験をもとに作り上げた物語。1970年代末のポーランドを舞台に、12歳の少年ピョトレックが経験したひと夏の記憶が描き出される。
予告編の冒頭には、父が外国での出稼ぎで不在のため、母と2人で休暇を過ごすピョトレックの無邪気な姿が。やがて毎晩どこかへ出かける母の隠しごとをピョトレックが察し、2人の間に不穏な空気が流れる中、父が帰って来る。久しぶりに家族そろって過ごすシーンに乗せて、「それは僕が子供でいられた最後の夏だった」というナレーションが収められている。
主人公ピョトレックを演じたマックス・ヤスチシェンプスキは、ワルシャワの小学校に通っていた際にグジンスキに見出された。主人公に適した少年がなかなか見つからず、グジンスキは撮影を延期して2年間かけて探していたという。ヤスチシェンプスキは本作で初めて演技に挑戦し、ポーランドの映画祭Netia Off Camera International Festival of Independent Cinema2017でライジングスター賞を受賞した。
「メモリーズ・オブ・サマー」は6月1日より東京・YEBISU GARDEN CINEMA、UPLINK吉祥寺ほか全国で順次公開。
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