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SixTONES 田中、Snow Man 深澤、Travis Japan 宮近…グループ団結に欠かせないまとめ役

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リアルサウンド

 グループを結成して活動することが増えてきた昨今のジャニーズJr.たち。実際、SixTONES、Snow Man、Travis Japan、HiHi Jets、美 少年、なにわ男子、Aぇ!groupなど、人気を博しているグループが多々存在している。そして、どのグループにも「グループが団結するためには欠かせないまとめ役」がいる。そこで今回は、SixTONES、Snow Man、Travis Japanの3グループの中のまとめ役メンバーに注目してみたい。

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■SixTONES 田中樹

 今、ジャニーズJr.グループの中で一番知名度があると言っても過言ではないSixTONES。公式YouTubeチャンネル「ジャニーズJr.チャンネル」にアップされる動画はクオリティが非常に高く、一つのバラエティ番組のようになっている。そんなSixTONESは、メンバー6人バラバラの個性を全面に押し出しているグループだ。それをまとめるのが、田中樹。グループ内のMCや司会進行を務めるのはもちろんだが、「1周年記念特別企画」動画でも司会進行を務めた。もはやジャニーズJr.全体のまとめ役とも言えそうだ。そんな田中は冷静かつ全体を見渡せる力があると感じる。特にグッときたのは、2019年4月12日にジャニーズJr.チャンネルにアップされた『関西コレクション 2019S/S』の舞台裏に密着した動画。その中で本番前、田中は「みんなトーククロスにならないようにね」「時間長いからのんびりいこうね」とメンバーに声を掛けていた。その直後、カメラに向かって「今、俺ほんと面白いリアクションができないから、撮れ高マジないと思うよ」ともコメント。本番直前、緊張したり集中しているであろう時でも、どうすればステージを盛り上げられるかを考えてリマインドをする、さらに密着カメラのことまでも考えてコメントをする。そんな田中には感服であった。

■Snow Man 深澤辰哉

 身体能力の高いメンバーたちが集まっているSnow Man。Snow Manには、いわゆるボケ役のメンバーが非常に多い。常に全力でボケる、ぼそっと面白いコメントをする、天然ボケを発揮する、独特のコメントで笑いを生む……。パフォーマンス面でグループを引っ張ることが多いのは岩本照だが、この9人をまとめる機会が多いのは深澤辰哉ではないだろうか。例えば、2019年2月6日に更新された『Johnny’s web』内のブログ『すの日常』。年始に向井康二、目黒蓮、ラウールが加入し、ファンの間では賛否両論を呼んだ。それを受けてか、深澤がブログを更新。そこには、「メンバー全員の思い」として3人の加入についての意見が記されていた。そのブログをきっかけに、9人体制について好意的な見方をする人も増えていったように感じる。MCや進行ができるメンバーが多いSnow Man。だが、ここぞという時にリーダーシップを発揮する深澤は、間違いなくメンバーのまとめ役として欠かせない存在だろう。

■Travis Japan 宮近海斗

 一糸乱れぬダンスが売りのTravis Japan。腕の角度や高さまでも揃え、美しく惹きつけられるダンスパフォーマンスを見せてくれる彼らだが、トークをする時はとにかく自由。それぞれ個性を出してこれでもかというほどワチャワチャしている。そんな彼らをまとめているのは、最年長の川島如恵留……と言いたいところだが、あえて宮近海斗を推したい。グループのセンターとしても活躍する宮近。ダンスでもみんなを引っ張っている彼は、グループの中でもムードメーカー的存在だ。『ジャニーズJr.チャンネル』でも、動画開始の第一声を担当しており、どことなく全員がこの声でスイッチが入っているように見える。また、毎回動画の最後には宮近による「今回の総評」が入っている。「下北沢 ヤバみざわ!」「よみうりランドは広い」「低速は遅い」など宮近独特の語録が並ぶが、メンバーの盛り上がりと笑い、一体感がすごい。ひと言でメンバーのテンションを上げてしまう宮近こそ、グループ団結に欠かせないキーパーソンなのではないだろうか。

 今年3月にはそれぞれ単独コンサートを行なったこの3組。これからますます活躍の場が増えていくであろう彼らには、田中、深澤、宮近を中心により一層団結し、さらなる飛躍を期待したい。(高橋梓)