学園ミュージカルの“王道”?「アナと世界の終わり」生徒たちが歌って踊る本編映像
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「アナと世界の終わり」
イギリスの青春ゾンビミュージカル映画「アナと世界の終わり」より、生徒たちが食堂で歌い踊るミュージカルシーンがYouTubeで公開された。
田舎町で鬱屈した日々を送るアナと仲間たちの“負け組”高校生が、ゾンビの出現によって一変した町で暴れ回り、脱出を図る本作。スペインのシッチェス・カタロニア国際映画祭でミッドナイト・エクストリーム部門最優秀作品賞を受賞したほか、世界各国のファンタスティック映画祭に出品された。アナをエラ・ハント、幼なじみのジョンをマルコム・カミングス、クラスメイトのステフをサラ・スワイヤーが演じている。
解禁されたのは、楽曲「Hollywood Ending」に合わせて生徒たちが息ぴったりの歌とダンスを披露するシーン。学園ミュージカルの“王道”のようなパフォーマンスとは裏腹に、「映画のようなエンディングなんてない」という心の叫びが飛び出していく。
主演のハントは、歌うだけでなく自身で作曲も行うほどのミュージカル好き。「撮影より前にレコーディングしたのは大きなチャレンジだったわ。アナの頭の中を考えなければならなかった」と明かし、また撮影期間が短かったため「ダンスの振り付けを覚えるのに1時間しかなかったこともあった。常に最高のパフォーマンスをしなければ、時間が許さなかったの」と苦労を振り返る。撮影は冬の間のみ休校となっていた学校で行われ、出演者たちは高校生に戻ったかのように感じていたそう。監督のジョン・マクフェールは「毎日、その日の終わりに全員と握手かハグをした。本当に全員、素晴らしかったから」と結束の強さを力説した。
「アナと世界の終わり」は5月31日より東京・新宿武蔵野館ほか全国でロードショー。
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