「プーチンの愛国教室」手榴弾投げコンテスト、射撃体験…ロシアの学校現場を捉えた新映像
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「プーチンの愛国教室」場面写真
第98回アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞を受賞した映画「プーチンの愛国教室」の本編の一部が、YouTubeで公開された。
同作は、田舎町の小学校で撮影担当教員として働くパヴェル・タランキンの視点から、ウクライナ侵攻後からロシアで行われている愛国教育に迫るもの。タランキンは愛用のビデオカメラで、子供たちの成長を日々記録していたが、大統領ウラジーミル・プーチンの教育令によって、学校は愛国教育の場へと変貌していく。
この映像には、上級生を対象とした手榴弾投げコンテストや、軍人が教える射撃体験など、ロシアの学校現場で行われる授業の模様が収められた。旧ソ連時代の“大祖国戦争(旧ソ連が第二次大戦中に行った対ドイツ戦を指す、ロシアで使われている呼称)”で使われたさまざまな武器が並べられ、使い方を教わった幼い生徒たちは興味津々な様子でそれを手にし、無邪気にタランキンのほうへ銃口を向ける者もいる。
同作に使われた映像は、タランキンに加えて、共同監督の1人であるデヴィッド・ボレンスタインが手配した撮影クルーの手でも撮影された。しかし、実際に本編に採用された映像はタランキンによるものが多くなったという。ボレンスタインは「私たちの撮影チームの方がいいカメラを使っていますし、画質も画面構成も、映像の単純なクオリティという意味では高いと言えるでしょう。でも、映画に使いたくなるのはいつもパーシャ(タランキン)の映像でした。なぜかというと、彼だけの個性があるからです」とその理由を伝える。「パーシャは何年も学校に勤め、子供たちと楽しい時間を過ごしてきました。彼がその場にいることやカメラを回していることがごく自然で、子供たちは彼の前でありのままのリラックスした姿を見せているんですよね。彼が作り上げた“パーシャの教室”は愛と自由にあふれていて、あの温かい空気感は彼にしか捉えることができません」とも語った。
「プーチンの愛国教室」は、10月3日より東京のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開される。
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