『ゴジラ-0.0』山崎貴監督・神木隆之介・浜辺美波がニューヨーク映画祭に降臨! 世界最速上映でキングギドラの登場が判明
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すべて見る映画『ゴジラ-0.0』(読み:ゴジラマイナスゼロ)が第64回ニューヨーク映画祭「スポットライト・ガラ部門」に選出されたことを受け、山崎貴監督と神木隆之介、浜辺美波が現地に登場した。
フィルム・アット・リンカーン・センターが主催するニューヨーク映画祭(NYFF)は、その年の最も重要な国際映画を称える毎年恒例の祭典。1963年の創設以来、世界の映画文化をけん引してきた同映画祭に『ゴジラ』シリーズとして初めて選出される快挙を成し遂げた山崎監督は、「初めて世界の方々に観ていただく機会がこのような伝統と栄誉のある場所であることに感謝します。あらためて日本のゴジラ映画の力がどこまで世界の人々を恐怖に陥れることができるか、そしてその先に待っているものに共感してもらえるか、畏れと興奮を噛みしめています」と期待を込めたコメントを寄せていた。
現地時間9月26日18時から始まる公式上映を目前に、山崎監督、神木、浜辺の3名はプレスカンファレンス(公式記者会見)に臨んだ。場内は世界中の主要メディアやプレス陣で埋め尽くされ、まさに国境を越えた期待と熱量で溢れかえっていた。MCのJustin Chang(ニューヨーク映画祭の選考委員会メンバー)から紹介されると、場内からは割れんばかりの歓声が巻き起こり、熱気あふれるプレスカンファレンスがスタートした。

会見では、前作『ゴジラ-1.0』の公開後、いつから続編の制作が計画されていたのかが問われた。山崎監督は「『ゴジラ-1.0』が完成して、まずは関係者の皆さんに見ていただいたときからじわじわと話が出てきて、『ゴジラ-1.0』の公開初日には決定していました。実際に公開が始まって、沢山の方が作品を楽しんでくださって、続編を作るという空気が高まっていきました」と制作決定当時を振り返った。ファンによる考察や憶測についての向き合い方を問われると、山崎監督は「続編へのアイデアが沢山ネットにあふれていたので、どうやって出し抜こうか、どうやってみんなが考えていない方向にもっていこうかを考えました。作品を創る側としてはお客さんの憶測通りでは悔しいので(笑)、ビックリするような方向にもっていこうと意識しましたし、そういった情報が凄くいい刺激にもなりました」とコメントした。
神木は続編への出演オファーを受けた当時の心境を「『ゴジラ-1.0』の宣伝期間中に噂が回ってきていて、まさか!という気持ちで聞いていましたが、まさかが本当になりました(笑)。オファーをいただいたときは、もう一度敷島浩一を演じられることの喜びもありつつ、『ゴジラ』という皆さんに愛されている作品をもう一度背負うことを覚悟しなければいけないプレッシャーもありました」と明かした。浜辺は「前作が沢山の方に愛していただける作品になったので、続編で同じ役を演じられるのはとてもうれしかったです」と語った。


前作に引き続き明子役を演じた永谷咲笑との撮影について、神木は「撮影現場では普段から役を通してだけでなく、娘だと思って接するようにしていました。『ゴジラ-1.0』で培った絆、そして本作『ゴジラ-0.0』でさらに深めた家族の絆が、画面の中で家族として映っていたらうれしいです」と語り、浜辺も「前作と同じく咲笑ちゃんが明子を演じてくれて、本当によかったです。演じるときのスイッチがあるようで、どんなときも頼りになる立派な女優さんに成長していて感動しましたし、私たちも凄く助けられました」と、親子を演じた絆を感じさせるコメントを寄せた。
本作のタイトル『ゴジラ-0.0』に込めた意味について、山崎監督は「ある分野ではゼロにマイナスをつけると、ゼロに向かっていく力のようなものを表現しているようなんです。いろんな意味が込められていますが、一番大きいのは、せめて普通の暮らしを営みたいと思っている敷島家が、どういう思いで過ごしているのかを意識しながら作っていきました」と説明した上で、「問題はですね、『マイナスワン』『マイナスゼロ』ときて、もし万が一3作目を作る!となったときに、どうしたらいいかすごく難しいなと思っています(笑)」とユーモアを交えながら語り、会場を笑いに包んだ。
プレスカンファレンス終了後、神木と浜辺はニューヨークの街へと繰り出した。今回がニューヨーク初訪問となった浜辺は、「世界の交差点」とも称される「タイムズスクエア」を訪れ、「ニューヨークに来た!と強く感じます!」と興奮交じりにコメント。続いて世界最大級の屋内劇場「ラジオシティ・ミュージックホール」前で「ゴジラポーズ」を決めて記念撮影し、その後、映画祭会場となる「Alice Tully Hall(アリス・タリー・ホール)」へと移動した。


上映前には3名がレッドカーペットに登場。神木はブラックのスーツ、浜辺は華やかなドレス姿でメディアの取材に精力的に対応した。集まった記者たちからは、作品を深く熟知した鋭い質問が相次ぎ、海外メディアの並々ならぬ“ゴジラ愛”が際立つ場面もあった。レッドカーペットに先立ち、神木は「今回、LAのドジャー・スタジアムで始球式をさせていただいて、さらにニューヨーク映画祭に参加できて……信じられないことが立て続けに起こっています!! レッドカーペットを歩くことは人生でもなかなかあることではないので、緊張を隠しながら、しっかり歩きたいと思います!」と語り、浜辺も「アジア以外の海外の映画祭に参加させていただくのが初めてなので、『ゴジラ』という作品で沢山の貴重な経験をさせていただいてます。いよいよお披露目ということでドキドキしていますが、こんな素敵なイベントに参加させていただけるからには精いっぱい楽しみたいですし、沢山の方に見ていただけるよう、素敵なプロモーション活動にできたらいいなと思います!」と意気込んだ。



公式上映会場の「Alice Tully Hall」には1,000人を超える観客が集結。監督とキャスト3名がステージに登壇すると会場のボルテージは一気に高まり、熱い舞台挨拶が終わるとともに、いよいよワールドプレミア上映の幕が上がった。劇中、ゴジラが姿を現すと場内には悲鳴と大歓声が交錯し、緊迫した展開に息を呑みながら涙を拭う観客の姿も見られるなど、会場全体が作品世界へと引き込まれていった。
本編終了後、瞬く間に万雷の拍手と歓声が巻き起こり、鳴りやまないスタンディングオベーションへと発展。山崎監督、神木、浜辺の3名は弾けるような笑顔で会場を満たす熱気を全身で受け止め、観客へ惜しみない感謝の手を振った。
上映後のQ&Aはニューヨーク映画祭アーティスティックディレクターのDennis Limの進行で実施された。山崎監督が「皆さん、温かい拍手とリアクションをありがとうございました」と挨拶すると、会場からは再び割れんばかりの拍手と歓声が沸き起こった。Q&Aの中では、世界中のファンが考察を繰り広げてきた「キングギドラ」の存在がついに明らかとなり、会場に大きな衝撃と歓声をもたらした。キングギドラを登場させた理由を問われた山崎監督は「約55年かけて、幼少期から思い描いていたキングギドラを登場させることができました」と、長年の思いを結実させた万感の表情で語った。

すべての公式行事を終えた山崎監督は「新鮮なリアクションと温かい拍手、幸せな時間でしたね。海外でプレミアをやるのは、どういうリアクションが来るか分からなかったので、正直怖かったです。温かい反応をいただけてひとまず安心しました」と明かし、神木は「スタンディングオベーションの圧が凄かったです! なんだか胸にグワーッときました! 今回LAでの始球式とニューヨーク映画祭への参加、まだ夢だと思っています。うれしいという言葉では足りないくらいうれしいです!」と熱く意気込みを口にした。浜辺も「一緒に上映を観ていたので、観客の皆さんの反応を間近で見ることができてすごく楽しくていい経験になりました。最後まで私たちの登壇を待ってくださり、作品への愛を感じつつ、受け入れて楽しんでくださったのが本当にうれしかったです」と興奮冷めやらぬ様子で胸の内を明かした。
上映を終えた観客からも絶賛の声が相次いだ。「素晴らしいアクションが満載で、キャラクターも良く、ストーリーラインも美しく、音楽も最高でした」「ゴジラ映画は全38作観てきましたが、これが最高傑作かもしれません。この手の映画に求めている要素がすべて詰まっています」「冒頭の4分間が本当に凄かったです。始まり方から一気に雰囲気を引き込んで引き付けられます。これから初めて観る人が羨ましいくらいです。それほど素晴らしい体験でした」「映画館で観た作品の中で、過去最高にスケールが大きくて、圧倒的で凄まじい光景でした。彼らはこの映画で完全に次のレベルへ引き上げましたね。本当に衝撃を受けました」といった声が寄せられ、現地の映画ファンを魅了した形で、記念すべきニューヨーク映画祭での公式上映は大盛況のうちに幕を下ろした。

<作品情報>
『ゴジラ-0.0』
11月3日(火・祝)公開

公式サイト:
https://godzilla-minuszero.toho-movie.jp/
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