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横山大観、上村松園ら近代日本画のオールスターが勢ぞろい『ザ・ベスト・オブ・山種コレクションⅠ』10月10日から

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横山大観《心神》1952(昭和 27)年 絹本・墨画淡彩 山種美術館

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東京・広尾の山種美術館では、同館の開館60周年記念展の第3弾として『ザ・ベスト・オブ・山種コレクションⅠ-横山大観、竹内栖鳳から上村松園、速水御舟へ-』が10月10日(土)より開催される。約1800点に及ぶ同館のコレクションから、その核となる近代日本画の選りすぐりの傑作を紹介する展覧会だ。

速水御舟《昆虫二題 葉蔭魔手・粧蛾舞戯》1926(大正 15)年 絹本・彩色 山種美術館

1966(昭和41)年に開館した山種美術館のコレクションの礎を築いたのは、山種証券(現・SMBC日興証券)の創立者・山﨑種二(1893-1983)だ。絵画鑑賞を「こよなき楽しみ」とした種二は、やがて自ら作品を購入するようになり、日本画家たちと親しく交流しながらコレクションを築き上げた。単に有名な作家の作品を集めたのではなく、画家たちと親しく交際し、その人柄まで含めて作品を愛した種二の収集姿勢が、現在の山種美術館の個性につながっている。

上村松園《蛍》1913(大正 2)年 絹本・彩色 山種美術館

同展では、重要文化財に指定されている竹内栖鳳《班猫》や村上華岳《裸婦図》をはじめ、速水御舟《昆虫二題 葉蔭魔手・粧蛾舞戯》、上村松園《蛍》、川端龍子《鳴門》ほか、まさに「ザ・ベスト・オブ・山種コレクション」と呼ぶにふさわしい名品を厳選。さらに、横山大観《心神》や小林古径《清姫》など、種二が長年の夢であった美術館設立を決意した際に特別に購入を許された、館の歴史を物語る名画も登場する。ちなみに、ふわふわとした毛並みにエメラルドグリーンの瞳を持つ栖鳳の《班猫》は、山種美術館自慢の「看板猫」だ。

竹内栖鳳《班猫》【重要文化財】1924(大正 13)年 絹本・彩色 山種美術館

また2025年、バンク・オブ・アメリカの文化財保存プロジェクトの助成を受けて修復した小室翠雲の《海寧観潮》も、修復後初めて公開する。近代日本画のオールスターともいうべき名品が一堂に会する同展は、山種コレクションの魅力を堪能するとともに、日本画の「名作」をあらためて見直す絶好の機会となりそうだ。

小室翠雲《海寧観潮》1922(大正 11)年 紙本・墨画淡彩 山種美術館

<開催情報>
『【開館60周年記念特別展3】ザ・ベスト・オブ・山種コレクションⅠ-横山大観、竹内栖鳳から上村松園、速水御舟へ-』

会期:2026年10月10日(土)~12月6日(日)
会場:山種美術館
時間:10:00~17:00(入館は~16:30)
休館日:月曜、10/13(火)、11/24(火)(※ただし10月12日(月・祝)、11月23日(月・祝)は開館)
料金:一般1500円、大学生・高校生1200円、中学生以下無料(付添者の同伴が必要)
公式サイト:
https://www.yamatane-museum.jp

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