スピルバーグらしいテイストのSFサスペンス『ディスクロージャー・デイ』
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イラストレーション:高松啓二
映画・音楽・舞台など各ジャンルのエンタメ通=水先案内人が、いまみるべき公演を紹介します。
【水先案内人 高松啓二のおススメ】
ある日、お天気キャスターのマーガレットの部屋に野鳥が入ってくる。それをきっかけに彼女は特殊能力を発揮するようになる。その頃、秘密情報を持ち出したダニエルは、組織から追われていた。不思議な結びつきで出会うふたり。果たして世界中をゆるがす機密を開示できるのか?
スティーヴン・スピルバーグ長編37作目。『未知との遭遇』に通じるSFサスペンス作である。スペクタクル映像よりもテレパシーや幼少期の記憶など心理的に訴える描写が多い。それでもミステリーサークルが出現する瞬間、ジョン・ウィリアムズの音楽などスピルバーグらしいテイストは十分味わえる。
スケールの大きい大作映画よりもTV映画のような印象がする。元々、スピルバーグはTV『四次元への招待』のパイロット版の1エピソードが初監督。世界中に知られる事になった『激突!』もTV作だった。また、劇中でもTVメディアが大きな役割をしており、こだわりが伺える。今年79歳になるスピルバーグは、前作『フェイブルマンズ』では映画監督を志すまでを描き、今作がTV映画っぽいのは自らの映画人生を辿ったように思えた。
<作品情報>
『ディスクロージャー・デイ』
10月1日(木)公開
公式サイト:
http://disclosureday.jp
(C)Universal Studios. All Rights Reserved.

