成瀬巳喜男監督『女が階段を上る時』『乱れ雲』4Kデジタルリマスター版が東京国際映画祭で世界初上映
映画
ニュース
(C)1960 TOHO CO., LTD./(C)1967 TOHO CO., LTD.
続きを読むフォトギャラリー(5件)
すべて見る成瀬巳喜男監督作品『女が階段を上る時』『乱れ雲』の4Kデジタルリマスター版が、第39回東京国際映画祭「日本映画クラシックス」部門で世界初上映される。
是枝裕和、濱口竜介、三宅唱など現代の日本映画の最前線で活躍する監督たちにも大きな影響を与えている成瀬監督。昨年は生誕120年を迎え、カンヌ国際映画祭では代表作『浮雲』の4Kデジタルリマスター版が上映されて絶賛を博し、フランスでリバイバル公開された。東京国際映画祭でも『浮雲』『めし』『銀座化粧』の4Kデジタルリマスター版が上映されるなど、近年は国内外でさらに評価が高まっている。
10月30日(金)19時15分よりTOHOシネマズ シャンテで上映される『女が階段を上る時』は、菊島隆三のオリジナル脚本を映画化した作品で、銀座の高級バーを舞台に、雇われマダムとして働く女性の姿を描いた成瀬監督の傑作。象徴的な空間として描かれる「階段」の存在や、白黒シネマスコープの構図が見事に活かされ、ひとりの女性の心理が繊細に描かれる。主演の高峰秀子は衣装も自ら担当した。
一方『乱れ雲』は、交通事故で最愛の夫を失った女性と、事故の加害者の男性の許されぬ愛を描いたメロドラマの傑作であり、成瀬監督の遺作にあたる。加害者の男に次第に惹かれ恋に落ちていくヒロインの心情の動きとふたりの別れが、十和田湖畔の美しい情景と武満徹による叙情的な旋律とともに、緊張感あふれる演出で描かれる。第39回東京国際映画祭での上映は、11月3日(火・祝)17時40分よりTOHOシネマズ シャンテで行われる。
なお、東宝が運営する公式YouTubeチャンネル「東宝クラシックス」では、『女が階段を上る時』『乱れ雲』公開当時の劇場予告篇の4Kデジタルリマスター版を見ることができる。
『女が階段を上る時』劇場予告篇(4Kデジタルリマスター版)
『乱れ雲』劇場予告篇(4Kデジタルリマスター版)
<開催情報>
『第39回東京国際映画祭』
開催期間:2026年10月26日(月)~11月4日(水)
公式サイト:
https://2026.tiff-jp.net/ja/
(C)1960 TOHO CO., LTD.
(C)1967 TOHO CO., LTD.
フォトギャラリー(5件)
すべて見る
