Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
ぴあ 総合TOP > ぴあ映画 > 役所広司、Netflix『俺のこと、なんか言ってた?』の魅力をアピール「このチームで面白くないわけがない」

役所広司、Netflix『俺のこと、なんか言ってた?』の魅力をアピール「このチームで面白くないわけがない」

映画

ニュース

ぴあ

Netflixシリーズ『俺のこと、なんか言ってた?』完成報告会より

続きを読む

フォトギャラリー(19件)

すべて見る

Netflixシリーズ『俺のこと、なんか言ってた?』の完成報告会が10月9日に開催され、主演の役所広司をはじめ、賀来賢人、松山ケンイチ、江口のりこ、磯村勇斗、上川周作、山本博(ロバート)、坂井真紀、吉田羊、金子文紀監督が登壇。承認欲求の塊である主人公が強制リセットされた人生で再起を図る本作の魅力や、撮影舞台裏のエピソードが語られた。

本作は、ロンドンの舞台公演で成功を収めた大物俳優・高瀬川玄(役所)が、パンデミックが明けて2年ぶりに帰国すると、世間からも家族からも完全に忘れられてしまっていたことから始まるヒューマンコメディ。脚本・宮藤官九郎、プロデューサー・磯山晶のコンビと金子監督が結集し、“承認欲求”をテーマに描く。

イベント冒頭、役所は「脚本を読んでいるだけで面白いものを、人間が演じたら面白くなくなったらどうしようという弱気な感情も湧きましたけども、現場に行ったら監督が“言ってるのは褒めときゃ良くなるだろう、機嫌がいいだろう”って感じで、よく褒めてくださったんで、楽しくやってきました」と冗談交じりに挨拶し、会場を和ませた。これに対し金子監督は「役所さんを褒めてっていうか、そんなにやって大丈夫ですかって逆に心配になっちゃうくらいで。もうちょっと抑えられるかなと思ったらどんどん来られるんで。だから、これは見ないと損だと思います。本当に素晴らしかったです」と、役所の圧倒的な演技と熱量を絶賛した。

続いて、どん底の高瀬川がアルバイトとして働くことになるサウナ「白樺」でのシーンについて、同僚役の賀来と坂井に話題が振られた。坂井は「みんなであのサウナ白樺のポロシャツを着るんですけど、役所さんも私も。それを着ただけでなんとも言えない同志感が生まれましたね」と振り返ると、賀来も深く頷き「ずっと同じ場所で、同じ楽屋で。役所さんは全シーン出られているので膨大なセリフ量があるんです。自然とセリフ合わせが始まるんですけど、僕は勝手に“タダで役所広司と本読みさせてもらえてる!”って、それだけでニヤニヤしてました」と、日本を代表する名優との贅沢な共演時間を興奮気味に語った。コメディ作品で期待されるアドリブについて聞かれると、賀来は「ないです。宮藤さんの本が完成されているので、一言一句間違えないで言うことが自分の役割だと思って、楽しく丁寧にやらせていただきました」と宮藤脚本への絶対的な信頼を明かした。

同じくサウナに居合わせるチーフ助監督役の松山は、「何通りの役所さんが見れるんだろうっていう豪華さと、個人的には村井っていうキャラクターの様子のおかしさみたいなのは、すごい見てて“おぉ、まじか”と思って。あんな演技絶対できないなと思いました」と、劇団「ウイスキーボンボン」の看板俳優・村井を演じた磯村の怪演ぶりを絶賛。高瀬川のライバルである売れっ子俳優・壬生大也を演じた濵田雅功の現場での様子についても言及し、「濵田さんが撮影の待ち時間でずっと静かに座って待たれていて。いつもならすぐ出られるパターンが多いのに、じっと待たれている姿を見てすごい真面目だなと思いましたね」と意外な一面を明かした。

高瀬川の記憶を失ってしまった“家族”である、芸能事務所「オフィスT&G」の社長であり元妻・ヨウコ役の吉田は、「この役所さんが本当に可愛らしくて、一生懸命嘘をつくんですけど、それがバレバレなんですよね。その一生懸命さがとても愛おしいなと思いながら見てました。私が演じるヨウコが、同じ俳優さんを2回スカウトするシーンはぜひ見ていただきたいです」と微笑んだ。妻・マチ子役の江口は「私もやっぱり役所さんの素敵なところだなと思ったのは、監督が“こう動いてください、ああしてください”って言ったときに、大体“はい”しかおっしゃらない。それが本当にかっこいいなと。あと、高瀬川が京都の撮影所に行くパートがあるんですが、そこが台本を読んでいて一番面白かったです」と、現場で監督の演出に真摯に向き合う役所の姿勢に感銘を受けたエピソードと、自身の見どころを披露した。

高瀬川から酷い扱いを受け心底憎んでいる元付き人兼運転手・大森役の上川は、「僕は高瀬川を心底憎んでいる元付き人の役だったので、本当に役所さんを睨みつけるシーンが多くて。カットがかかるたびに毎回“すみませんでした!”って謝ってました。でも役所さんは笑いながら“もっと来い!”って言ってくださって、本当に救われました」と、緊迫しつつも温かい現場の様子を明かした。対して、ベテランエキストラ・刈谷役の山本は「プロエキストラとしてどんな撮影でも背景に溶け込む存在感を出さない演技をする。僕自身も本当に誰にも気付かれず1日終わって帰る、やりがいのある役でしたね」と笑いを交えて語った。また「役所さんがお弁当があるところに行って、ずっとお弁当見てるんですよ。後で聞いたら、アジフライのサイズが一番画として映えるベストなものを探してたって(笑)」というこだわりのエピソードが暴露されると、会場は感嘆の声であふれた。

村井役を演じた磯村は、「どんな村井の暴れ具合も、全部役所さんが受け止めてくださったんで、思い切りやれました。あと、ザ・スズナリでの舞台シーンは本当に観客を入れて撮ったので、ドラマの撮影というより本当の舞台をやっている熱気がありました。役所さんの生の演技をあんな間近で見られて、役者としてこれ以上ない経験でした」と熱弁。賀来も「僕ら劇団員も、あのスズナリの客席から高瀬川の芝居を見ているシーンがあったんですが、普通に観客として感動しちゃって。宮藤さんのセリフと役所さんの芝居の化学反応が凄まじかったです」と同調し、実際の劇場を使用した撮影手法がもたらす熱気について語り合った。

イベント終盤には、本作の完成を祝し、サウナシーンの監修を務めた人気熱波師・箸休めサトシが登場。一般来場者の写真撮影が特別にOKとされる中、客席に向かって大迫力のアウフグースパフォーマンスを披露した後、壇上の登壇者へ向けても熱波を送り、会場のボルテージは最高潮に達した。

最後に登壇者を代表し、役所が「宮藤さん、金子さん、磯山さん、このチームで面白くないわけがないと思います。本当にここにいる出演者の俳優さんたちは魅力的です。とりあえず見てみてください。最終回に向けてどんどん盛り上がっていくドラマになってると思います」と、作品のクオリティへの揺るぎない自信と熱いメッセージを送り、終始笑いと熱気に包まれた完成報告会は幕を閉じた。

<作品情報>
Netflixシリーズ『俺のこと、なんか言ってた?』

10月22日(木)よりNetflixで独占配信

作品ページ:
https://www.netflix.com/jp/title/81915623

フォトギャラリー(19件)

すべて見る