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「麒麟がくる」長谷川博己が明智光秀の墓参りへ、墓前で「必ずいいものにします」

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「麒麟がくる」取材会より、長谷川博己。

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で主演を務める長谷川博己が、本日5月20日に明智光秀の眠る滋賀・西教寺を訪問。マスコミ向けの取材会に応じた。

大河ドラマ第59作となる本作は、長谷川演じる光秀を主人公に、戦国時代の英傑たちが天下を狙い戦うさまを描く時代劇。長谷川は2018年の夏に続き西教寺を訪れ、明智一族や光秀の正室・熙子の墓を参拝した。そして「今回また西教寺に来ることになり、明智光秀に呼ばれたんだなと思います」とコメント。墓前で「私が明智光秀をやらせていただきます、よろしいでしょうか」と伝えたことを明かし、「きっと許してくださるのではないかなと思います。『必ずいいものにします』と念を込めました」と続けた。

光秀直筆の書状も読んだ長谷川は、その印象を「字から繊細さがすごく伝わってきました」と語る。「光秀についてはまだはっきりとした正体がつかめないところがありますが、今日ここに来て、何か少し近付けたなという気がします」と実感を述べ、これから始まる撮影に向けて「今からすごく興奮しています。しかしできるだけ平常心で、あまりまだ作り込まず、自分を空の状態にして、お墓参りなどいろんなことを経験して、少しずつその容器を埋めていければと思っています」と意気込みを述べた。

「麒麟がくる」は2020年1月よりオンエア。「太平記」などNHKを中心に数々のドラマ脚本を手がけてきた池端俊策によるオリジナルストーリーとなる。