映画『泣くな赤鬼』に上原浩治、桑田真澄、仁志敏久から応援映像が到着
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©2019「泣くな赤鬼」製作委員会
映画『泣くな赤鬼』への野球界からのコメント映像が到着した。
6月14日から公開される同作は、重松清の同名小説を映画化する作品。陽に焼けた赤い顔と、鬼のような熱血指導でかつては「赤鬼」と呼ばれた高校野球部監督の小渕隆が、非凡な野球センスを持ちながらも高校を中退した昔の教え子「ゴルゴ」が末期癌で余命半年と診断されたことを知り、彼のために10年前の甲子園出場を賭けた決勝戦の再現試合を企画する、というあらすじだ。「赤鬼」こと小渕隆役に堤真一、「ゴルゴ」こと斎藤智之役に柳楽優弥、斎藤の妻・雪乃役に川栄李奈がキャスティング。
公開されたのは、桑田真澄、仁志敏久、本日5月20日に引退を表明した上原浩治によるコメント映像。桑田は「いろんな方に観ていただいて、何かを感じ取っていただける映画じゃないかと思いますね」、上原は「悔いだけは残したくない、そういう映画だったと思う」、仁志は「監督と教え子の絆の強さに共感してあの頃の記憶が蘇りました」とそれぞれ述べている。江夏豊、川崎憲次郎からのテキストコメントも公開。
江夏豊のコメント
子が親より先に亡くなるというのは最大の親不孝というのが世の常だが、教師にとって、教え子に先立たれるのも同じこと。野球、教師と生徒、男と男…それを見事に表現した、心に染み入る作品だと思う。野球を愛する者、全ての方に見てもらいたい。
桑田真澄のコメント
本当に熱い映画です!僕自身も野球から様々なことを学び、失敗も重ねながら人生を生き、人生に活かしてきました。その大切さを改めて強く感じました。甲子園を目指したあの頃の情熱、この映画から皆さんにも感じて頂きたいです。
川崎憲次郎のコメント
赤鬼の思い、ゴルゴの思い…、いろんな人間の感情が入り混じった、深い意味のある映画。人間は十人十色。様々な人間模様、人間関係があり、どう理解して、自分ならどう接するべきか、その難しさを強く思い知らされました。きっと多くの事を感じさせられることと思います。
仁志敏久のコメント
子供の頃から甲子園を目指して、プロ野球に入り、一生懸命野球をやり続けたこと、その全てが僕にとっては“青春”です。映画『泣くな赤鬼』をご覧頂いて、そんな青春と、感動と情熱を感じて頂きたいです!
上原浩治のコメント
挫折しそうな時もあったけれど、高校3年生の最後にピッチャーをやらせてもらったことが、今に繋がっています。悔いのないように生きたい、そう感じさせてくれる作品でした。皆さんにも、赤鬼先生と球児たちから熱いパワーを感じとって頂きたいです!