坂上忍「どうしても許せない」と怒る人物は? 『ゲーム・オブ・スローンズ』がついに完結
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「GOTファイナルナイト」の様子
“BS10 スターチャンネル”が放送する、エミー賞歴代最多受賞の海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の最終章(シーズン8)の最終回特別上映イベント「GOTファイナルナイト」が5月20日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、本作の大ファンであるタレントの坂上忍が駆けつけた。
ジョージ・R・R・マーティンの幻想小説シリーズ『氷と炎の歌』を原作に、鉄の王座を巡って、7つの王国が繰り広げる覇権争いとそこに渦巻く愛憎劇をダイナミックに描き出す。2011年の放送開始以来、世界中のドラマファンを魅了。エミー賞歴代最多受賞を果たした本シリーズが同日、最終回の全世界オンエアで幕を閉じた。
最終回の放送を前に、「3週間かけて、これまでのエピソードを見直し、連日寝不足だった」と期待を高めた坂上は、「ドラマの枠を超えて、映画以上のスケールで人間のすてきな部分、いやしい部分が描かれている。感動したり、イライラしたり(笑)、感情がてんこ盛り。昨日まで味方だったのに、今日は敵だったり、展開もめまぐるしい」と本シリーズの魅力を熱弁した。
多彩なキャラクターたちに話題が及ぶと、「やっぱり、ジョン・スノウに玉座に座ってほしい。皆さんもそう思っているんじゃないですかね」。一方、「ラムジー(・ボルトン)だけは、どうしても許せない(笑)」と語気を強め、「それでも、悪役に悪役たる存在感があるからこそ、見応えがある。権力って、人間を変えてしまう怖さがあるし」と持論を展開した。
イベントでは、ブラン・スタークを演じるアイザック・ヘンプステッド=ライトからのビデオメッセージが届き「今までの応援に感謝しています。皆さんのようなファンを持てて、僕たちは幸せです」と感謝の意。また、最終章の撮影現場に1年間密着したドキュメンタリー『ゲーム・オブ・スローンズ:ラスト・ウォッチ』(6月22日BS10 スターチャンネルで独占放送)の予告編が上映されると、坂上は「背筋がゾワッとした」と瞳を輝かせた。この日は『ゲーム・オブ・スローンズ』大好き芸人のセブンbyセブン(玉城泰拙、宮平享奈緒)が司会進行を務めた。
取材・文・写真:内田 涼
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