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『森万里子:燦燦(さんさん)』10月31日から 30年の軌跡を辿る日本では実に24年ぶりの大規模個展

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森 万里子《Wave UFO》 1999-2002年 展示風景:「森万里子:Wave UFO」ブレゲンツ美術館(オーストリア)2003年 撮影:リチャード・リーロイド

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国際的に活躍するアーティスト、森万里子の個展『森万里子:燦燦』が10月31日(土)から2027年3月28日(日)まで、森美術館で開催される。日本では東京都現代美術館での『森万里子 ピュアランド』以来、実に24年ぶりの大規模な個展となる。

森万里子は1967年東京生まれ、現在はニューヨーク、東京、宮古島を拠点として活動。1990年代、コンピュータ・グラフィックスを用いたSF的なイメージと自らのパフォーマンスを組み合わせた先駆的な写真や映像作品「サイボーグ」シリーズで一躍注目の的に。やがて日本のアニメ文化やジェンダー、ポストヒューマンといった現代社会への批評的な視点から、涅槃や浄土など仏教的世界観を連想させるインタラクティブで大規模なインスタレーションへと発展。21世紀に入ってからは、太古の時間から無限の宇宙まで、時空を超越したあらゆる生命のつながりを提唱する「ワンネス(Oneness)」という概念のもとに世界各地で発表を続けている。

森 万里子《巫女の祈り》 1996年

今展は、ソロモン・R・グッゲンハイム美術館・財団 シニア・キュレーター・アット・ラージ(グローバルアーツ部門)のアレクサンドラ・モンローと森美術館館長・片岡真実の共同キュレーションにより、これまでの30年を超える活動の中から約40点の作品で構成される。超新星爆発によって生成されるニュートリノを目に見える光に転換した《トムナフーリ》、冬至の太陽を捉える《プライマル・リズム:サンピラー》など、展覧会タイトル「燦燦」に示される通り、森の作品群に通底する「光」を感じながら鑑賞したい。

森 万里子《トムナフーリ》 2006年
撮影:リチャード・リーロイド 画像提供:SCAI THE BATHHOUSE(東京)
森 万里子《プライマル・リズム:サンピラー》 2011年
Courtesy:Faou財団(ニューヨーク)
撮影:リチャード・リーロイド

また《Wave UFO》に代表されるように、世界中の学者や科学者との研究・協力を経ながら、最新テクノロジーを駆使した作品を具現化してきた。これまでアニミズム、縄文やケルトなどの古代文化、仏教の唯識論、素粒子論、宇宙物理学といった多様なテーマの探究がなされ、それらが作品に融合・結晶化している。

森 万里子《Wave UFO》(内部)1999-2002年 撮影:トム・パウエル

テクノロジーの加速化、世界各地で起こる戦争・紛争、グローバル経済の政治化など、問題が山積する世界で、森の作品を通してヒューマニティとしての普遍性について見つめ直したい。

<開催情報>
『森万里子:燦燦』

会期:2026年10月31日(土)~2027年3月28日(日)
会場:森美術館
休館日:会期中無休
時間:10:00~22:00 ※火曜は~17:00(※ただし11月3日(火・祝)は~18:00、11月27日(金)は~17:00、2月23日(火・祝)は~22:00)
※「六本木アートナイト2026」開催に伴い、10月31日(土)は~翌朝6:00まで
※入館は閉館時間の30分前まで
料金:[平日]一般 2,800円(2,600円)、学生(高校・大学生)1,700円(1,600円)、中学生以下無料、シニア(65歳以上)2,400円(2,200円)
[土・日・休日]一般3,000円(2,800円)、学生(高校・大学生)1,800円(1,700円)、中学生以下無料、シニア(65歳以上)2,600円(2,400円)
※()内はオンラインチケットの料金
※12月30日(水)、12月31日(木)は、[土・日・休日]料金
公式サイト:
https://www.mori.art.museum/jp/index.html

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