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『円山応挙 リアルの先へ 空間革命』江戸東京博物館で 大乗寺障壁画を中心に約120点を展示

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円山応挙《虎図》 安永9年(1780)セインズベリー視覚芸術センター (C)Sainsbury Centre, University of East Anglia, United Kingdom ※通期展示

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2026年11月28日(土)より、江戸東京博物館では、「円山応挙 リアルの先へ 空間革命」を開催する。日本画の王道ともいえる画風を確立し、現在の日本美術にもその系譜をたどることができる円山応挙(1733-1795)。彼の120点以上にもおよぶ作品が一堂に会する、23年ぶりの大回顧展だ。

丹波国(現在の京都府亀岡市)の貧農の次男として生まれた円山応挙は、奉公先だった京都の高級玩具商でその画才を見出され、狩野派ほかを幅広く学んだ。玩具商では、西洋の一点透視図法を取り入れた風景画をレンズ越しに見る「眼鏡絵」の制作にたずさわり、西洋の遠近法を体得。後の応挙独自の空間表現を生み出す礎となった。30代の頃には、三井寺の円満院門主・裕常の庇護を得て、様々な画題に挑戦。その過程で応挙の代名詞である「写生」を深く追求した。

円山応挙《狗子図》安永7年(1778) 敦賀市立博物館 ※後期展示:1/2~1/24

初期から晩年までの作品を、前後期で展示替えをしながら、時代ごとに紹介する同展では、生き物の気配や光の移ろいにまで目を向けた「写生」や、画面に奥行きを生む独自の手法、さらには空間全体を一つの世界として構成する「空間構成」に注目する。

重要文化財 円山応挙「松に孔雀図襖」(部分) 寛政7年(1795) 兵庫・大乗寺 ※通期展示

そのなかで見どころとなるのが、兵庫県・大乗寺の障壁画だ。応挙が弟子たちを率いて手がけた障壁画群の中でとくに重要な本作は、「孔雀の間」「芭蕉の間」「山水の間」の障壁画を現地と同じ並びで再現展示し、絵画と空間が響きあう幻想的な世界を実現する。

「孔雀の間」再現イメージ

さらに、朝顔を趣深く描いた《牽牛花図》や、イギリスのセインズベリー視覚芸術センターから久しぶりに来日する《虎図》など、初公開や里帰り作品も注目だ。新たな出会いと、時を経た再会を通して、応挙の多彩な表現を改めて実感できるに違いない。

円山応挙《牽牛花図》天明4年(1784) ※前期展示:11/28~12/24

<開催情報>
『江戸東京博物館リニューアル記念特別展「円山応挙 リアルの先へ 空間革命」』

会期:2026年11月28日(土) ~ 2027年1月24日(日)
[前期展示]11月28日(土) ~ 12月24日(木)
[後期展示]1月2日(土) ~ 1月24日(日)
※会期中一部展示品の入れ替えあり
会場:東京都江戸東京博物館 一階特別展示室
休館日:毎週月曜日(ただし1月4日、11日は開館)、12月25日(金)~1月1日(金)、12日(火)
時間 9:30 〜 17:30(※土曜日は~19:30)、※入場は閉館の30分前まで
料金:一般1,900円、 大学生・専門学校生1,100円 、65歳以上1,400円

関連リンク

チケット情報:
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2633843

公式サイト:
https://okyo2026-27.jp/

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