ココリコ田中「バイオレンス・ボイジャー」ハリウッド版で出番なく落胆
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左から、宇治茶、ココリコ田中、安斎レオプロデューサー。
昨日5月21日、映画「バイオレンス・ボイジャー」の先行上映舞台挨拶が東京・シネ・リーブル池袋で開かれ、声優キャストのココリコ田中、監督の宇治茶、プロデューサーの安斎レオ氏が登壇した。
宇治茶が監督、脚本、編集、キャラクターデザイン、作画、撮影を1人で担当した「バイオレンス・ボイジャー」は、劇画とアニメーションを融合させた“ゲキメーション”映画。アメリカ人少年・ボビーと友人のあっくんが村はずれの山で謎の娯楽施設“バイオレンス・ボイジャー”を見つけ、恐怖体験に巻き込まれるさまを描く。サバンナ高橋があっくん、ココリコ田中がボビーの父親・ジョージに声を当て、松本人志がナレーションを務めたのは既報の通りだ。
舞台挨拶で田中は「長い時間をかけて作品を制作している過程を見てきたので、ついに完成してこの日を迎えられてうれしいです」と挨拶。また「2年前の『沖縄国際映画祭』のときに宇治茶監督から『もうすぐ完成します!』と聞いたのですが、そこから2年が経ちました。平成のうちに完成すると思っていたので、この作品はきっと公開されないのだろうと思っているところでした」と語って一同の笑いを誘った。
先月4月の「沖縄国際映画祭」で「バイオレンス・ボイジャー」が上映された際、「怖くて(劇場から)出てきちゃった」という子供に出会ったという田中。この出来事については「一瞬、怖いと思うシーンがあるかもしれませんが、ストーリーの奥にある仲間を思う気持ちや家族の絆が伝わると思います」と述べ、「タイトル通り、ボイジャー、冒険をして、この映画を観終わったあとに強くなってほしいです」と子供たちに呼びかけた。
なお舞台挨拶では「バイオレンス・ボイジャー」がハリウッドで公開されることも明らかに。田中は自分の出番がまったくないことを知らされると「私にとってのハリウッドはすごく遠いですね……」と落胆していた。
「バイオレンス・ボイジャー」は日本では明後日5月24日(金)よりシネ・リーブル池袋などで公開される。
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