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劇場版「ジオウ」にDA PUMP、「リュウソウジャー」に佐野史郎と北原里英が出演

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「劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer」「騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!」製作発表会見の様子。

「劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer」にDA PUMP、「騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!」に佐野史郎と北原里英がゲスト出演するとわかった。

両作品の正式タイトルとゲスト情報は、本日5月22日に東京都内で開催された製作発表会見にて解禁されたもの。

田崎竜太が監督する「劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer」は、特撮ドラマ「仮面ライダージオウ」の劇場版。DA PUMPのメンバー7人全員が出演し、歴史の管理者と名乗る謎の集団“クォーツァー”を演じる。「仮面ライダージオウ」の“本当の最終回”という位置付けの本作では、主人公・常磐ソウゴがすべてのライドウォッチを集めたときにクォーツァーが現れ、王誕生に隠された大いなる陰謀が明らかになっていく。会見では、ISSA演じるキャラクターが変身する“仮面ライダーバールクス”のスーツもお披露目された。なおISSAはテレビシリーズの主題歌「Over “Quartzer”」を、Shuta Sueyoshi feat. ISSAとして歌唱しており、この劇場版ではDA PUMPが主題歌を担当する。

そして上堀内佳寿也が監督する「騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!」は、「騎士竜戦隊リュウソウジャー」の劇場版。シリーズの"エピソード0"にあたる本劇場版では、地球に巨大隕石が衝突した6500万年前に、リュウソウジャーがタイムスリップするという物語が描かれる。北原は6500万年前のリュウソウ族であり、マイナソーの能力によって現代へタイムスリップしてくるユノ役で出演する。また2012年の「海賊戦隊ゴーカイジャー VS 宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」、2016年の「仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴースト with レジェンドライダー」にもゲスト出演した佐野は、本作でユノの父ヴァルマに扮する。ヴァルマは、村を守るために恐竜の力を使ってさまざまな兵器を生み出していたが、強大な力を手にして世界の支配をもくろむようになるというキャラクターだ。また本作には、6月23日放送のテレビシリーズ第14話から参加する追加戦士・カナロ / リュウソウゴールド役の兵頭功海も出演する。

「劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer」「騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!」は7月26日より全国ロードショー。なお映画ナタリーでは、会見の模様を追ってレポートする。各プロデューサーのコメントは以下の通り。

※田崎竜太の崎はたつさきが正式表記

白倉伸一郎(「仮面ライダージオウ」プロデューサー) コメント

劇場版の位置付けについて

「仮面ライダージオウ」という1年間まわってきたテレビシリーズの、本当の最終回という位置づけになります。

平成仮面ライダーシリーズとして意識したこと

平成仮面ライダーという風に標榜してきましたが、世の中は令和になり、平成仮面ライダーは過去のものになったと思います。前回の冬映画「平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER」のテーマは【平成仮面ライダーは虚構であったとしても、自分たちの記憶の中に在る限り生き続ける】というものですが、今回は【過去形になってしまった平成仮面ライダーが、いかにもう一度自分たちで《現在進行形である自分たち》を取り戻すか】というものがテーマになっています。

子供たちを意識した部分

平成仮面ライダーは過去だと言いましたが、子供たちは現在形であって、また未来形であるので、これから令和の時代を創っていくのは我々ではなく子供たちだと思います。そういうバトンタッチ──今まで生きてきた自分たちから、これから生きていく子供たちへのバトンタッチがもう一つの大きい映画のテーマだと思います。

映画の見どころ

ありすぎてとても一口で言えないです。「仮面ライダージオウ」という番組自体が2つのファクターを持っています。一つは、平成仮面ライダー20作記念ということからの【レジェンドライダー盛りだくさん】ということです。平成仮面ライダーシリーズという全体を括った枠組みと言うと、もう一つは【時間もの】であるということです。時を超える仮面ライダーとして、時空をまたにかけて大冒険を繰り広げる。その大冒険の部分がなかなかテレビでは描き切れなかったので今回の劇場版ではその部分も炸裂します。

サプライズについて

サプライズというのは予期していないから驚くので、予期しているような驚き以上の驚きがあると思います。

丸山真哉(「騎士竜戦隊リュウソウジャー」プロデューサー) コメント

「騎士竜戦隊リュウソウジャー」全体として意識していること

<恐竜>と<騎士>をモチーフにしているので【強く・かっこよく・明るく・そして正しく】ということを意識しています。

子供たちに伝えたいこと

嘘はつかないこと、悪いことをしたらバレてしまうこと、そして仲間を守ることの大切さを意識しながら、将来成長していってほしいという想いを込めています。子供たちが見て、のめり込めるような、そして同時にお父さんお母さんも子供たちに見せたくなるような作品になればと思っています。

劇場版の狙い

6500万年前の隕石が落ちてきた時の話が今回の劇場版で描かれます。リュウソウジャーの“エピソード0”となるような展開を意識しました。また、テレビシリーズでも出ているガイソーグというキャラクターの誕生秘話が描かれております。
テレビでは分からなかったことがこの映画では明らかになり、さらにテレビでも、映画で描かれたストーリーが今後深く絡んでいくように作っております。映画を観ることで、より深くリュウソウジャーの物語を楽しめるような仕組みになるようにしています。

映画の見どころ

かつて、隕石が落ちてきた時代でのドルイドンとの戦いや、地球に隕石が落ちてくるという場面に現代のリュウソウジャーたちがタイムスリップするところです。さらに巨大ロボVS巨大怪人の戦いは、テレビでは絶対できないような、映画ならではのスケールの大きなものに挑戦しています。大迫力のバトルにご期待ください!

(c)2019 劇場版「ジオウ・リュウソウジャー」製作委員会 (c)石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映