須田一政の追悼写真展、明日から六本木で開催 初期作から近作まで紹介
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Issei Suda From the series『Waga Tokyo 100』Fukagawa 1977 ©Yoshiko Suda
須田一政の追悼写真展『Issei Suda: A Personal Retrospective』が、明日5月24日から東京・六本木のZEN FOTO GALLERYで開催される。
1940年に東京で生まれ、今年の3月7日に逝去した写真家の須田一政。1967年から1970年まで寺山修司主宰の劇団・天井桟敷の専属カメラマンを務めたほか、1997年には写真集『人間の記憶』で『第16回土門拳賞』を受賞した。
同展は当初、須田が昨年にZEN FOTO GALLERYから刊行した写真集『網膜直結指先目カメラ』の作品展を予定していたが、須田の逝去を受けて追悼展として開催。同ギャラリーが写真集を制作した『網膜直結指先目カメラ』『釜ヶ崎』『わが東京100』『恐山へ』や、同ギャラリーのオーナーであるマーク・ピアソン所蔵のコレクションから『風姿花伝』『天井桟敷』『ALBUM』『浮雲』『CUT』など初期作品から近作までを回顧展形式で紹介する。