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『ナイン・ソウルズ』『パンク侍』『半世界』を一挙上映 「渋川清彦映画祭り」開催決定

映画

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リアルサウンド

 映画『柴公園』の公開を記念して、主演を務める渋川清彦の過去出演作を上映する「渋川清彦映画祭り」の開催が決定した。

 1998年公開作『ポルノスター』(豊田利晃監督)でデビューした渋川は、昨年映画デビュー20周年を迎えた。昨年は映画公開作が12本を数え、ドラマ『モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―』(フジテレビ系)や舞台など、活躍の幅を広げた。

 このたび開催される「渋川清彦映画祭り」は、『ナイン・ソウルズ』(2003年/豊田利晃)『パンク侍、斬られて候』(2018年/石井岳龍)『半世界』(2019年/阪本順治)を上映するオールナイトイベント。

 『ナイン・ソウルズ』は、刑務所から脱走した男たちがさまざまな思いを抱えながら繰り広げる逃避行を描いた人間ドラマ。今回は公開当時の貴重な35mmフィルムでの上映。なお、渋川は芸名変更前のKEEとしてクレジットされている。

 『パンク侍、斬られて候』は、町田康の同名小説を、脚本・宮藤官九郎、監督・石井岳龍のタッグで実写映画化した、クセもの12人による世紀のハッタリ合戦を描いた娯楽作。渋川は、石井組の常連として多くの監督作に出演しており、その中でも本作はとっておきの“お祭り”映画となっている。

 『半世界』は、阪本順治監督の完全オリジナル脚本による人間ドラマ。美しい地方都市を舞台に、炭焼き職人の紘役を稲垣吾郎、故郷に帰還する紘のかつての同級生の瑛介役を長谷川博己が演じており、渋川は紘と瑛介の同級生・光彦役を務めている。

 「渋川清彦映画祭り」のチケットは、5月24日17時より、劇場窓口、およびWebにて販売開始される。(リアルサウンド編集部)