R・ゼメキス監督『マーウェン』、空想世界の撮影で現実と戦う男の実話描く
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ロバート・ゼメキス監督の新作映画『マーウェン』が、7月19日から東京・日比谷のTOHOシネマズシャンテほか全国で順次公開される。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『フォレスト・ガンプ 一期一会』のロバート・ゼメキス監督が自ら映画化を熱望したという『マーウェン』は、マーク・ホーガンキャンプのドキュメンタリーを元にした作品。5人の男性に暴行され、脳に障がいを抱えたマーク・ホーガンキャンプが、ジオラマで制作した空想の世界「マーウェン」の撮影を通して現実と向き合っていく姿や、カメラマンとして認められるようになる様を描く。原題は『Welcome to Marwen』。
主人公のマーク・ホーガンキャンプ役を演じるのは、『バイス』『ビューティフル・ボーイ』のスティーヴ・カレル。カレルは自ら「ドキュメンタリーを見てすぐに、どのような形でもいいから関わりたいと思った」と出演を申し出た。そのほかの出演者にはダイアン・クルーガー、メリット・ウェヴァー、ジャネール・モネイ、エイザ・ゴンザレス、グウェンドリン・クリスティー、レスリー・ゼメキスが名を連ねる。
現実と空想が交差する世界を表現するため、同作の製作費は約3,900万ドルを記録。劇中にはジオラマの中でフィギュアになった女性たちが動くシーンや、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのファンにお馴染みのマシンが登場するとのこと。
発表とあわせて場面写真が公開。マークがフィギュアを撮影する姿や、人形たちを乗せた車を引きずって歩く様子などが映し出されている。