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嵐 相葉雅紀、『相葉マナブ』やメンバー間でも発揮する“人と人を結ぶ力” 徹底した姿勢と思いに迫る

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リアルサウンド

 現在発売中の『TVガイドAlpha』(東京ニュース通信社)に嵐の相葉雅紀のインタビューが掲載されている。「UNITE=人と人とを結びつける力」をテーマに行われたこのインタビューで、相葉は現在放送中の自身がMCを務める『グッと!スポーツ』(NHK総合)でのアスリートへのインタビュースタイルに関して語っている。

(関連:相葉雅紀の笑顔はなぜ周囲を癒やす? 20年越し“嵐コンプリート”報告した自宅訪問エピソード

 インタビューの中で、「楽しんで帰ってもらいたいなという気持ちは一番にあります。あと、寄り添いたいなぁっていつも思ってますね」と語る相葉。嵐のメンバーのみならず、ジャニーズの同期や後輩からも慕われ、先輩からも親しまれている相葉の、“人に寄り添おうと努力する気持ち”の強さが垣間見える言葉だ。

 相葉の“人と人を結びつける、引き寄せる力”が垣間見えるエピソードは、現在放送中のラジオ番組『嵐・相葉雅紀のレコメン!アラシリミックス』(文化放送)でも相葉自身の口から語られている。

 3月22日深夜放送回の同番組で相葉は、「この間、うちにMJ(松本潤)が遊びに来て」と、今まで自宅に訪ねてきたことがなかった松本を家に招いた際のエピソードを語った。「まあ、実家とかには来たことあったけど、これで今の家にみんな来た。20年かけてようやく」と、結成20年目にして嵐のメンバー全員が自宅を訪れたことを報告。「嵐コンプリートした」とメンバー全員を自宅に招いたことを心底嬉しそうに話す様子が印象的だった。松本を自宅に招いた日には、相葉と仲が良いことでも知られる同期の風間俊介と村上信五(関ジャニ∞)も同席していたそうで、相葉は「めちゃくちゃ楽しかった。なんか楽しかったなあ」とその日のことをしみじみと振り返った。

 自宅で友人を招いてホームパーティをすることも少なくないという相葉。自宅には「お酒もストックしてるし、乾きものとかお菓子とか軽いつまみだったらいつもストックしてるから」と語る様子からは、人を迎え入れることを心の底から楽しめる、懐の深さが滲み出しているようだ。(参考:マイナビニュース)

 相葉の“人と人を結びつける力”が発揮されるのは、嵐としての活動や交友だけでない。ソロ活動、特に今年で7年目を迎えたバラエティ『相葉マナブ』(テレビ朝日系)で、そのパワーが発揮されているように思える。

 旬の食材での料理から社会科見学まで、毎回異なるテーマで「ニッポンを学ぶ」同番組。日曜日の夕方に相応しく、楽しみながら勉強になる番組内容も大きな魅力だが、印象的なのがサポートメンバーの澤部佑(ハライチ)や渡部建(アンジャッシュ)、そして企画で登場する農家などとのフレンドリーなやりとりだ。

 相葉はたとえ初対面の相手であっても家族のように親しみを持って接し、その中で相手への敬意を示すのも忘れない。澤部や渡部とのチームワークも今となっては盤石。『相葉マナブ』に満ち溢れている、毎回安心して楽しめるあたたかい空気は、間違いなく相葉を中心に育まれていったものだ。

 上記の『TVガイドAlpha』でのインタビューで、相葉は「僕は大前提として、全てのアスリートの方々を尊敬しているので。だからこそ、普通なら『聞いたら失礼かな』って思うこともわりと笑って流してもらえるというか」とも語っている。

 相葉のこの姿勢は相手がアスリートである場合のみならず、嵐のメンバーをはじめ、同じジャニーズの仲間や先輩・後輩、そしてドラマやバラエティで出会う共演者に対しても徹底されているように思える。

 常に相手を尊重する気持ちを忘れずに接し、相手の良いところを素直に認めることができる相葉だからこそ、時折見せる思い切った物言いや茶目っ気溢れる“天然”な言動も受け入れられるのだろう。

 懐の深さと他者への敬意を常に忘れない相葉の、“人に寄り添う”明るい笑顔が人と人とを結びつけ、あたたかな空気を育んでいるに違いない。(五十嵐文章)