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「X-MEN」最新作は“バラバラにされた家族の話”、ニコラス・ホルトが語る

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ニコラス・ホルト

「X-MEN:ダーク・フェニックス」より、ビースト / ハンク・マッコイを演じるニコラス・ホルトのコメントが到着した。

ある事故が原因で悪の人格“ダーク・フェニックス”を解き放ってしまったジーン・グレイとX-MENの戦いを描いた本作。X-MEN創設メンバーの1人であるハンク・マッコイは、プロフェッサーXの教え子で天才科学者というキャラクターだ。彼は全身が青い毛で覆われたビーストに変身し、怪力と素早い動きで抜群の戦闘能力を発揮する。

「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」以来、4作品にわたってビーストを演じてきたホルト。ハンクの境遇は、恵まれし子らの学園の生徒、プロフェッサーX / チャールズ・エグゼビアの世話係、教授と作品を経るごとに着実に変化していった。そしてホルトは、最新作におけるハンクを「まだ教授を続けていて、年長者の1人。今や、彼はチャールズと対等に近い立場にいると思う」と分析する。

ジーンの異変にいち早く気付いたハンクは、史上最大の脅威を止めるためには彼女を倒すしかないと考えるように。そのためジーンを守ろうとするプロフェッサーXたちと激しく対立し、X-MENは内部分裂の危機を迎えることになる。ホルトは「これまで見たことのないハンクとビーストの要素を演じる場を提供してもらった」と、キャラクターの新たな一面を披露していることを明かした。

「X-MEN:ダーク・フェニックス」における重要なポイントを「X-MENがほかのスーパーヒーローとどう違っているか」「どのように社会に扱われているか」と語るホルト。そして「すべてが人間の基本的な感情に根差している。それはつまり、裏切り、心の痛み、愛、喪失といったもの。ミュータントである彼らがそういった感情に反応し、行動する姿を見せている。映画はバラバラにされた家族の話のようなんだ」と続けた。

「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」からシリーズのプロデュースを担当してきたサイモン・キンバーグがメガホンを取った「X-MEN:ダーク・フェニックス」は、6月21日より全国ロードショー。

(c)2019 Twentieth Century Fox Film Corporation