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「キングダム」山崎賢人が“やらかし”告白、吉沢亮はNGなし?「俺優秀なんで」

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「キングダム」“超大ヒット舞台挨拶”にて、左から大沢たかお、山崎賢人、吉沢亮、佐藤信介。

「キングダム」の“超大ヒット舞台挨拶”が本日5月25日に東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、キャストの山崎賢人、吉沢亮、大沢たかお、監督の佐藤信介が登壇した。

原泰久のマンガを原作とする「キングダム」は、紀元前の中国春秋戦国時代が舞台の歴史エンタテインメント。大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信を山崎、若き王・えい政と彼の影武者となる漂の2役を吉沢が演じ、大将軍の王騎に大沢が扮した。封切りから昨日5月24日までの36日間で観客動員350万人、興行収入47億円を突破したという報告を受け、舞台挨拶では山崎と吉沢がくす玉を割る演出も。前回の“大ヒット舞台挨拶”にも登壇した2人は「前よりくす玉が大きい!」と喜んだ。

映画のヒットについて、山崎は「夢のよう。がんばって撮影してよかったです。皆さんに(気持ちが)届いたんだなと思うとうれしい」と口にする。吉沢も「撮影中にプロデューサーや賢人と『50(億円)はいくでしょ!』って軽い気持ちで話していたら、現実になりそうで『マジか』と。うれしいです」と歓喜。大沢は「この映画のテーマのように、夢って思っていれば叶うんだなって。今日思わず白い服着て来ちゃいました」とお茶目にコメントする。

この日のために、映画のTwitterでは質問を募集していた。まず一番好きなシーンを尋ねられると、山崎は信と漂が修行する場面について「何回も練習するうちに、うまくなっていったけど硬くなっちゃって。積み上げたものを一回全部忘れて楽しもうってやったのが楽しかったです」と明かす。吉沢は苦労したシーンを「咸陽に攻めに行って、走りながら敵を斬るシーンは冗談抜きで20テイクぐらい撮ってるんです。酸欠でぶっ倒れるんじゃないかってぐらいがんばったんですけど、結局2テイク目を使われるっていう」と説明して苦笑。

続いて大沢は「信とえい政が1つの夢に向かって突き進んでいく姿とか、苦しんでいても涙や汗でなんとか乗り越えようとしている姿には心震えました」と、山崎と吉沢の熱演をたたえる。佐藤は「漂が王宮に行くのが決まったとき、信が『行ってくれ』と言う夜のシーンは2人の表情が本当に好きで。編集の段階から1人で泣いてました」と打ち明けた。

また「盛大にやらかしてしまったNGは?」という問いには、山崎が「(橋本環奈演じる)河了貂を『テン!』って呼ぶのに、なぜか『カン!』って言っちゃったんです。大事なシーンで。河了貂も環奈ちゃんも『カ』が付くから……」と申し訳なさそうに弁解して会場に笑いを起こす。一方、吉沢は思いつかないようで「ありましたっけ、監督?」と質問。「俺優秀なんすよね、あんまりNGとかは……」と余裕たっぷりに述べつつ、「やっちゃったなっていうのが、檄を飛ばすシーンでリハから全力でやっちゃって喉枯らしちゃったんですよ。声がガスガスになっちゃったから喉にいいお茶を飲んだり、飴を死ぬほどなめて。どうにか乗り越えましたけど、やらかしたなと」と反省した。

最後に「夢を叶えるために必要なことは?」と聞かれた山崎は「好きという気持ちと、覚悟と、信と漂の“1万回の修行”じゃないですけど努力するのが大事なのかな」と回答。吉沢は「ほかのものを犠牲にできるか、ほかのものを捨ててまで欲しいものなのかということですかね」と考えを提示する。そして山崎が「最高のキャストとスタッフで作り上げた『キングダム』が皆さんと熱を共有して、どんどん前に進んでいるのがうれしいです。また皆さんと会える日を楽しみにしています」と呼びかけて舞台挨拶の幕を引いた。

※山崎賢人の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記
※えい政のえいは上に亡、中に口、下左から月、女、迅のつくりが正式表記

(c)原泰久/集英社 (c)2019 映画「キングダム」製作委員会