内田裕也の追悼企画が開催、『コミック雑誌なんかいらない!』など16作上映
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上映企画『追悼 内田裕也 スクリーン上のロックンロール』が、6月7日から東京・池袋の新文芸坐で開催される。
今年3月に79歳で逝去したミュージシャンの内田裕也。同企画では内田が生前に出演した映画や、内田裕也オフィスが制作した秘蔵映像などを8日間にわたって上映するほか、ゲストが登壇するトークショーを行なう。
上映作品には、内田が芸能リポーター役で主演を務め、北野武らが出演した『コミック雑誌なんかいらない!』をはじめ、若松孝二がメガホンを取った『餌食』『水のないプール』『エロティックな関係』、借金に追われた男が郵便強盗を企てる『十階のモスキート』、坂口安吾の同名小説をもとにした『不連続殺人事件』、かつての恋人と再会したコールガールが思わぬ事件に巻き込まれる『コールガール』、小説『藁の楯』や漫画『ビー・バップ・ハイスクール』の木内一裕が「きうちかずひろ」名義で監督を務めた『共犯者』など、全16作品がラインナップ。
トークショーは6月8日と6月9日に実施。6月8日は近田春夫とモブ・ノリオ、6月9日は『十階のモスキート』で監督を務めた崔洋一と、『水のないプール』『コールガール』に出演している未唯mieが登壇する。詳細は新文芸坐のオフィシャルサイトで確認しよう。
なお、6月9日には書籍『内田裕也 スクリーン上のロックンロール』が刊行される。