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石橋静河、「いちごの唄」ヒロインに「入り込み過ぎて冷静でいられなくなる」

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「いちごの唄」より、石橋静河演じる天野千日。

菅原伸太郎の監督作「いちごの唄」より、古舘佑太郎とダブル主演を務める石橋静河のインタビューが公開された。

銀杏BOYZの楽曲「漂流教室」「ぽあだむ」などをイメージソースに、岡田惠和が脚本を描いた本作。1年に一度しか会えない“あーちゃん”を思いながら日々を過ごす主人公・笹沢コウタを古舘、あーちゃんこと天野千日を石橋が演じたほか、宮本信子、清原果耶、和久井映見、光石研、岸井ゆきのらが出演した。

石橋は、複雑なバックボーンを持つ千日の出演シーンの中でも「千日が気持ちを吐露するシーンは特に難しかったです」とコメント。「今までの(出演)作品はその人のトーンに寄り添って演じてきましたが、今回は“あーちゃん”の役に入り込み過ぎて、冷静でいられなくなる部分があり、しんどいと感じました」と語り、「今までは自然な演技を求められることが多く、現場の中で演技の仕方を見つけていくことが多かったのですが、この作品は、よりみんなで映画の世界を作りあげていく必要がありました。ただ自分が役に染まっているだけでは作りあげられない難しさがありました」と撮影を振り返った。

「いちごの唄」は7月5日より、東京・新宿ピカデリーほか全国で公開。

(c)2019「いちごの唄」製作委員会