きのこ帝国、活動休止
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きのこ帝国。左端が谷口滋昭(B)。
きのこ帝国が本日5月27日をもって活動を休止する。
彼らはオフィシャルサイトにて、2019年の年明けに谷口滋昭(B)が脱退を申し出たことを発表。その理由として、昨年30歳を迎えた谷口は結成10周年イヤーを終えた際に達成感を覚え、それをきっかけに家業の職に就く決断をしたのだという。バンドは活動を継続する方法を模索したが、谷口以外のベーシストできのこ帝国を続けるイメージは現状できなかったため、休止に踏み切ったと説明している。
またバンドのオフィシャルサイトでは、各メンバーのコメントも公開された。谷口は「メンバーは最初は驚き引き留めてくれましたが、最終的には脱退を認め、自分勝手な申し出を受け入れ、背中を押してくれました。本当に、最高に、優しくて良いメンバーを持てたことに感激しています」と感謝の思いを書きつづった。
またあーちゃん(G)は「大げさな言い方ですが、人生の3分の1をこのバンド、このメンバーで過ごしました。今になって新しいメンバーに入ってもらうことも、ましてや解散する選択肢もありませんでした。やはりこの4人で『きのこ帝国』というバンドは出来ていると思っています」、西村“コン”(Dr)は「いつも応援してくれている皆様に対して心苦しい思いでいっぱいですが、今後、彼のいない状態で最高だと思えるような物を作っていくには気持ち的に少し時間がかかりそうです」と自身の思いを明かし、佐藤千亜妃(G, Vo)は「きのこ帝国の音楽はなくならないので、これからも聴きたくなったら、いつでも、どこでも、再生してください」とコメントしている。