芳根京子、『TWO WEEKS』で初の検事役に 三浦春馬とは『ラスト・シンデレラ』以来の共演
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三浦春馬が主演を務める7月期のカンテレ・フジテレビ系火曜21時ドラマ『TWO WEEKS』に、芳根京子がヒロイン役で出演することが決定した。
参考:三浦春馬、7月期火9ドラマ『TWO WEEKS』主演で逃亡犯役に 「丁寧に皆さんに届けられたら」
本作は、イ・ジュンギが主演を務めた、ソ・ヒョンギョン脚本の同名韓国ドラマをもとにしたタイムリミットサスペンス。殺人の濡れ衣を着せられた主人公・結城大地(三浦春馬)が、白血病の娘を救うために逃亡する2週間を描く。
芳根が演じるのは、結城が関わった事件を担当する、正義感にあふれた新米検事・月島楓。8年前の殺人未遂事件がきっかけで父親を亡くし、家庭を壊された経験があり、検事となった現在も仕事をこなしながら、事件の黒幕に復讐するため、独自に捜査を進めている楓だったが、ある日、楓のスパイとして黒幕に迫った協力者が変わり果てた姿で発見されてしまう。遺体発見現場に居合わせたのは結城大地。さらに、その結城が逃亡したとの知らせを聞いた楓は、事件の担当検事に名乗り出るが……。
楓は、大学卒業後、すぐに司法試験に合格した秀才で、テキパキと仕事をこなす反面、時折おっちょこちょいなところも見せる女性だ。しかし、その内面には、父親の事件の黒幕への強い復讐心を抱えている。この物語は、逃亡する結城とは別に、楓の視点からも描かれていく。
デビュー以来、NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』をはじめ、数々のドラマ・映画で主演やヒロインを務め、第42回日本アカデミー賞優秀新人俳優賞を受賞した芳根。初の検事役に挑戦する今回の楓役では、優しさや正義感からの厳しさ、そして周囲に悟られていない強い復讐心を併せ持ち、物語の中でさまざまな表情を見せる。
なお、芳根が“火9ドラマ”に出演するのは今回が初めて。また、三浦との共演は、女優デビューとなった2013年4月期放送の『ラスト・シンデレラ』(フジテレビ系)以来で、本格的な共演は今回が初めてとなる。
【芳根京子 コメント】
■このドラマの企画、そして脚本を読んだ時の印象
登場人物の意外な関係や、裏の顔が次々と明らかになっていくので、どんどん先が気になる物語だなと思いました。「結城が娘を救うために逃亡する」という話を軸に、それぞれがどういう行動を起こすのか、私自身も楽しみです。
■初の検事役、どのように演じていきたいか
楓は私より年上の25歳ですが、監督からは「大人びた演技でなく等身大でやってください」とおっしゃっていただきました。楓にとって受け入れられなかったり、信じられないことがたくさん起きる中で、感じたままの感情を出していこうと思います。検事というお仕事の責任を感じながらも背伸びし過ぎず、「正義って何だろう?」と自分の中で問いながら演じていきたいと思います。
■デビュー作『ラスト・シンデレラ』以来となる三浦春馬との共演について
デビュー作は自分の中ですごく大事で大きな存在で、そのときご一緒した三浦さんともっと近い役で共演できることがすごくうれしいです。その時はまだ何もわからない中での撮影で「いるだけ」という感じだったので、自分の中でステップアップした感覚にもなりますし、初心に戻れると思いました。結城と楓は、最初は別々に動きますが、徐々に一緒のシーンも増えていくと思いますのでたくさんコミュニケーションを取らせてもらえたらなと思います。
■「○○からは逃げない」という目標があれば
「コミュニケーションから逃げない」ですね。人見知りなところがあるので自分から話しかけに行くことが苦手なのですが、今回は自分からコミュニケーションを取ろう…と気持ちだけは強く持っています(笑)。
■視聴者に向けてメッセージ
本当にどんどん先が気になる作品だと思いますし、私にとって初めての検事役なので今までの私のイメージに無い表情をたくさん見せられたらと思います。気になる物語の先を、毎週一緒に追ってもらえたらうれしいなと思います。ぜひご覧ください。
【岡光寛子 プロデューサー(カンテレ)コメント】
天真爛漫な笑顔と芯の強さを感じる瞳、あらゆるキャラクターが憑依したかのような芝居を見せる芳根さん。最近では大人の女性としての表情にハッとさせられることも。そんな、女優としての魅力がますます高まる芳根さんに、ヒロインの楓という、若くてまっすぐで、それでいて強い復讐心を持つ女性を演じていただきたくオファーさせていただきました。先日、初めて写真撮影をしたときに見せた楓の表情は、まさに芳根さんの新たな一面! 今からクランクイン、そして作品の完成が待ち遠しいです。三浦春馬さん演じる結城と芳根さん演じる楓を軸に、複雑に絡み合う人間関係も魅力のこのドラマ。ぜひ、ご期待ください!
(リアルサウンド編集部)