ウィル・スミスがノリノリで歌う 『アラジン』「フレンド・ライク・ミー」歌唱映像
映画
ニュース
6月7日公開の映画『アラジン』より、「フレンド・ライク・ミー」歌唱映像が公開された。
本作は、人生を変えるチャンスを待つ貧しいアラジンと、自立した心と強い好奇心を持ち、自由に憧れる美しい王女ジャスミンによる、身分の違う二人の運命的な恋、そして、3つの願いを叶える魔法のランプを巡る壮大な冒険を描くエンターテインメント作品。
アラジンを演じるのは、『ジャック・ライアン』のメナ・マスード。そして、ディズニー・プリンセスとしても人気が高いジャスミン役には『パワーレンジャー』のナオミ・スコットが決定した。大役を任された若手俳優たちと共に、ランプの魔人ジーニー役で、数々のメガヒット作に出演してきたウィル・スミスが出演。『シャーロック・ホームズ』シリーズなどのガイ・リッチー監督がメガホンを取り、劇中曲「ホール・ニュー・ワールド」を作り出した作曲家アラン・メンケンが音楽で参加している。
【動画】『アラジン』歌唱映像
公開された映像には、アラジンとジーニーの初めての出会いが映し出される。「願い事は3つまで! ランプをこすって言う! 分かった?」と、甲斐甲斐しくアラジンに説明するランプの魔人ジーニー。魔法のランプを狙う者なら誰しもが知っている常識だが、ひょんなことから偶然にもランプを手にしてしまったアラジンにとって、何もかもが初体験。せっかくジーニーがノリノリな楽曲と共に分かりやすく説明してくれたのにも関わらず、清い心を持ち、“欲望”とは縁遠いアラジンは「どう願えばいいの?」と一言。あまりのアラジンの私利私欲のなさに、さすがの魔人も「今の歌で全部説明したろ!?」と頭を抱えてしまう。
映像の中でジーニーが歌う「フレンド・ライク・ミー」に関して、ジーニーを演じたスミスは、「今作に入っていく時、僕の心には恐れがあったんだ。ロビン・ウィリアムスがすばらしい演技をしたからね。でもそんな恐れを克服させてくれて、『自分にはジーニーを演じられる!』と感じさせてくれたのが、この『フレンド・ライク・ミー』だったんだ!」と語り、重要な楽曲であることを明かす。スミスは「この音楽の奥底に、クラシックなヒップホップのビートを感じた時、『これぞ、自分の曲だ!』と感じられたんだ。そんなふうに、ヒップホップと遊んでいるうちに、ジーニーが生まれていったんだよ。『フレンド・ライク・ミー』を歌いながら、僕はジーニーを理解していったんだ!」と、曲とのシンクロの中でジーニー像を創造していったことを話した。
同楽曲を生み出したのは、オリジナルのアニメーション版に引き続いて今回の楽曲制作を担当したアラン・メンケン。メンケンはこのスミスが歌う「フレンド・ライク・ミー」を初めて聴いた時のことを「ホッとしましたよ。とても素晴らしかったからです。私から何の指示を出す必要はありませんでした。彼のパフォーマンスはロビン・ウィリアムスとはまた別のもので、独創的。そしてあのエネルギーね! 彼が自分の歌を歌い、大いに気に入ってくれているのですから。もう最高ですよ!」と振り返った。
(リアルサウンド編集部)