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赤松音呂『Meteon』展 気化熱の原理用いた新作インスタレーションなど発表

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赤松音呂『Meteon』(部分) 2019 ガラス、アクリル樹脂、石など ©AKAMATSU Nelo / Courtesy Mizuma Art Gallery

赤松音呂展『Meteon』が、5月29日から東京・市ヶ谷のミヅマアートギャラリーで開催される。

赤松音呂は神奈川在住のアーティスト。2005年に東京藝術大学大学院先端芸術表現科を修了した。インスタレーションや映像、立体など多様なメディアを用いて制作を行ない、国内外の展覧会で発表している。2015年に『アルス・エレクトロニカ』でグランプリを受賞した。

展覧会名の「Meteon」は、「気象学」を意味する「Meteorology」と、「音」を表す「On」を組み合わせた赤松による造語。会場では新作『Meteon』『Chijikigumo』の2点が展示される。

『Meteon』は気化熱の原理を取り入れたサウンドインスタレーションで、水の蒸発を気象現象のひとつとして象徴的に扱い、ガラス器の内部を架空の惑星に存在する気象環境に見立てた作品。地磁気の視覚化を試みた『Chijikigumo』は、折り重なる輪が地磁気の存在によって旋回するインスタレーションとなる。

なお、初日の5月29日にはレセプションパーティーが開催される。