笑福亭鶴瓶×綾野剛×小松菜奈「閉鎖病棟」新キャストに小林聡美、渋川清彦ら5名
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上段左から小林聡美、渋川清彦。下段左から坂東龍汰、高橋和也、木野花。
笑福亭鶴瓶の主演作「閉鎖病棟―それぞれの朝―」が11月1日に公開される。新たな出演者5名も明らかになった。
精神科医でもある作家・帚木蓬生の山本周五郎賞受賞作「閉鎖病棟」をもとにした本作は、長野・小諸の精神科病院を舞台に、世間から遠ざけられながらも明るく生きていた患者たちの日常に起こる殺人事件を描いた作品。「エヴェレスト 神々の山嶺」の平山秀幸が監督と脚本を担当した。鶴瓶が死刑囚でありながら刑の失敗により生きながらえた梶木秀丸、綾野剛が幻聴に苦しむ元サラリーマン・塚本中弥、小松菜奈がDVを受ける女子高生・島崎由紀を演じている。
このたび発表されたキャストは小林聡美、渋川清彦、坂東龍汰、高橋和也、木野花。小林は看護師長の井波、渋川は衝動的に暴力を振るう患者・重宗に扮する。また坂東は話すのが不自由な一方でカメラを得意とする患者・丸井昭八役、高橋はたび重なる病院内の事件に冷静に対応する医師・大谷役、木野はときどき外泊していることからほかの者たちに羨望の目を向けられている患者・石田サナエ役にキャスティングされた。5名のコメントは下記に掲載している。
「閉鎖病棟―それぞれの朝―」は全国にてロードショー。
小林聡美 コメント
看護師役としてただ単に患者に優しくするのではなく、患者と一定の距離感と理解を持って接することを常に意識し役に入って行きました。
渋川清彦 コメント
純度の高い平山監督の映画に参加出来、体験させてもらった事が大変ありがたく思います。素晴らしい日々でした。そして鶴瓶さんに御馳走していただいた焼肉屋の夜は忘れません。是非劇場で観てください。
坂東龍汰 コメント
昭八という人物と出会い、彼の人生に寄り添って演じることが出来てとても幸せでした。誰が異常で何が正常なのか、考えさせられました。
高橋和也 コメント
精神病患者に負けない“強さ”を持った医師を演じることを心がけ、病棟のリアリティをそのまま丁寧に表現できればと演じさせて頂きました。
木野花 コメント
サナエという役は、病院の内と外を行き来出来る患者で、その線引きはどこでなされるのか。誰が此処にいても不思議はない、紙一重の狂気と正気を生きているんだなと、考えさせられました。
(c)2019「閉鎖病棟」製作委員会