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殺人鬼が証拠隠滅の掃除に勤しむ、ラース・フォン・トリアー新作の本編映像

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「ハウス・ジャック・ビルト」

ラース・フォン・トリアー監督最新作「ハウス・ジャック・ビルト」の本編映像の一部がYouTubeで公開された。

1970年代の米ワシントン州を舞台に、アートを創作するかのように殺人に没頭する男ジャックが、“ジャックの家”を建てるまでの12年間を描いた本作。マット・ディロンがジャックを演じ、ブルーノ・ガンツ、ユマ・サーマン、シオバン・ファロン、ソフィー・グローベール、ライリー・キーオ、ジェレミー・デイヴィスらが出演した。

映像は、ジャックが殺人の証拠隠滅をするシーンを切り取ったもの。カーペットやランプの下に血痕が残っているのではないかという強迫観念にとらわれたジャックが、殺人現場に戻って念入りに掃除をする様子や、掃除を終えてほっとため息をつく姿が収められた。ディロンは「イタリアを彼女と車で旅行しているとき、僕は脚本を読んだばかりでそれに取り憑かれていて、運転しながら脚本を思い出して吹き出してしまったんだ。それで、この脚本はホラーとコメディの絶妙なミックスだということに改めて気付いたんだ。とにかく魅了されたよ(笑)」と、本作について語っている。

「ハウス・ジャック・ビルト」は6月14日より東京・新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国でロードショー。なお日本ではR18+指定の無修正完全ノーカット版を上映する。

※「ハウス・ジャック・ビルト」はR18+指定作品

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