北原里英主演『映画 としまえん』2019年公開 “としまえん”を舞台にした絶叫ホラー
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北原里英が主演を務める『映画としまえん』が2019年に公開されることが決まった。
本作は、東京都練馬区にある遊園地としまえんが舞台の絶叫ホラー。高校時代からの仲良しメンバー数人でとしまえんに遊びに来た辻本早希(北原)が、軽い気持ちで、噂になっていた“としまえんの呪い”を試してみたところ、メンバーが1人、また1人といなくなっていく恐ろしい現象に巻き込まれる模様を描く。呪いを解くには遊園地内であることをしなくてはならず、早希は無我夢中で逃れようとする中、とある高校時代の出来事がきっかけで呪いが生まれたことを知ることになる。
本作は、としまえん全面協力の元、暗闇の中に浮かび上がる光まばゆい回転木馬や、園内の奥深くに位置するお化け屋敷など、シーンの90%以上がとしまえんで撮影されている。
主演を務めた白石和彌監督作『サニー/32』が話題となった北原だが、本作はNGT48卒業後初の主演映画となる。『鉄道員』や『探偵はBARにいる』などの作品で助監督を務め、本作が商業映画デビュー作となる高橋浩がメガホンを取った。
菅谷プロデューサーは、としまえんでホラー映画を撮影した理由について、「以前から遊園地『としまえん』は個人的にスゴク好きな場所で、今でもよく遊びにいってます。ある日、閉園を迎えお客様がまばらになり、夕焼けに照らされた園内をふと目にした時、言いようのない寂しげな雰囲気に戦慄を覚えました。その時に『楽しい場所として記憶されている場所が突如として恐怖を感じる場所に変化する…この遊園地を舞台にしたホラー映画を製作してみたい』と強く思い、様々な方達のお力をかりて企画が成立しました。練馬区のみならず、日本を代表するアミューズメントパークである『としまえん』全体でロケーションを行い、園内の魅力をふんだんに盛り込むとともに、今だかつて目にしたことのない恐怖を感じる作品に仕上げたいと思います」と語っている。
■北原里英 コメント
・主演した感想
NGT48を卒業してから初めて映画の主演をやらせていただいたのですが、卒業後すぐだったことも有り、かなりプレッシャーがありました。また、卒業したあともまた可愛い子たちに囲まれるのか…!というプレッシャーもありました笑。ですが、こんな風に同世代の女優さんたちとしっかり共演するのが初めてで、すごく楽しかったですし、同世代のみんなのパワーを感じて、ますますやる気が起きましたし、頑張らなくては!と思いました。0から始める気持ちで、芝居に取り組ませていただきました!
・ホラー映画に出た感想
ホラー映画は見ると怖いけど、撮ってるときはなんだか楽しかったです。特に今回は人のいない夜の遊園地という、普段は入れない場所での撮影だったのでわくわくしました! でも、お化け屋敷やミラーハウスはちょっと怖かったです。
・役柄について
今回の役柄は自分に似ている部分もあって、すごく辛くなる瞬間がありました。自分もこの選択をしてしまうときがあるかもな、と。その選択のせいで今回の事件が起きるのですが…。だけど、共演したみんなと役柄同様仲良くなって、みんなで遊園地で遊んだりしてすごく青春を感じられました!
・現場の感想
ほとんどの撮影を遊園地で撮ったのですっごく楽しかったです! 遊園地は居るだけでテンションが上がりますね。撮影の合間にいろいろアトラクションにも乗せていただいて普通に楽しんじゃいました! 撮影時期的に、すごく寒い日とすごく暑い日があったのですが、暑いときはみんなでアイスを食べたり、青春時代を過ごしているようでした。みんなで作ったチームワークがどういう風に映画に反映されているか楽しみです!
■高橋浩監督 コメント
今回の北原さんはセリフの少ない、受け芝居の多い難しい役です。でも何を求められているか、何を表現すれば良いか、瞬時に把握し反応してくれました。それが自然と出来る柔軟でしなやか、カンの良い子だと思います。やはりNGT48を率いてきただけのことはあります。映画の見所の一つに、北原さん演じる早希たちが追い込まれ、責任をなすりつけ合うシーンがあります。彼女たちの汚い人間性が垣間見える。その中で早希だけは善良さを失わないように見えます。しかし、早希が実は過去に何をしたのか必見です。北原さんはそんな早希を見事に演じきってくれました。
(リアルサウンド編集部)