「パピヨン」チャーリー・ハナムとラミ・マレックが減量で感じた絆語る、新映像も
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「パピヨン」ポスタービジュアル
「パピヨン」より、キャストのチャーリー・ハナムとラミ・マレック、監督のマイケル・ノアーのインタビューが到着。あわせて本編映像がYouTubeで公開された。
1973年に発表された同名映画をリメイクした本作は、小説家アンリ・シャリエールの実話をもとにした脱獄劇。無実の罪で終身刑となった男“パピヨン”をハナム、紙幣偽造の天才ドガをマレックが演じた。映像には、パピヨンが独房で過ごす過酷な日々の様子を収録。やせ細りながらも筋トレをする彼の姿を観ることができる。
インタビューで、スティーヴ・マックィーンとダスティン・ホフマンが共演したオリジナル版に対してプレッシャーは感じたか問われると、ハナムは「もちろん、躊躇はしたよ。また作る意味はあるのか、だとしたら、僕らはさらに何を言おうとするのかを考えた」とコメント。もともとノアーのファンで、独特のセンスが好きだったというハナムが「とてもモダンな視点を持っていると思う。その視点でこの話が語られるということに、僕は興味を感じたんだ」と述べると、マレックも「僕も同じだね。監督、チャーリーとこの映画について話し合いを始めた途端に、躊躇や迷いは吹き飛んだよ」と同意する。
役作りのために減量したことについて、ハナムは「僕らはどちらも相当に体重を減らしたんだよ。一緒にお腹を空かせることから来る同志の気持ちみたいなのは、あったよね」と回想。現在もなお、別の作品のために減量中だというハナムが「この5週間で25ポンド(約11kg)も落とした。ずっとお腹を空かせているよ。これが最後。もうやりたくない」と思わず弱音をこぼすと、マレックは「今日、君を見て『え、またやってるの!』って思ったんだ(笑)」と続けた。
作品のほとんどが暗い場所で撮影されていることに関して、ノアーは「これはまさに、明るさと暗さについての映画なんだ。心理的にも暗いところから明るいところに行くが、ビジュアル的にもそう」と意図を明かす。さらに、パピヨンとドガの関係性を「この2人は、映画の最初であまり好感を持てない男たちだ。だが一緒になると、人は『2人がずっと一緒だといいな』と思う。この2人のコンビにはいいバランスがあるんだ」と説明した。
「パピヨン」は6月21日より東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー。
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