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「小さな恋のうた」佐野勇斗、監督に褒められるも自覚ナシ?眞栄田郷敦の新キャラ誕生

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「小さな恋のうた」大ヒット御礼舞台挨拶の様子。

「小さな恋のうた」の大ヒット御礼舞台挨拶が、本日6月1日に東京・新宿バルト9で開催され、キャストの佐野勇斗(M!LK)、森永悠希、山田杏奈、眞栄田郷敦、監督の橋本光二郎が登壇した。

MONGOL800の同名楽曲をモチーフにした本作は、沖縄の小さな町で結成された高校生バンドが、米軍基地に住む1人の少女と心を通わせるさまを描くもの。主人公・真栄城亮多役の佐野をはじめ、バンドメンバーを演じた役者陣は約半年間の練習を経て撮影に臨んだ。

このイベントでは、森永がMCに挑戦した。まずは「ここがすごいよ『ちい恋』メンバー!」というトークテーマで、登壇者たちがお互いの尊敬する部分を挙げることに。橋本はすぐに佐野の名前を出し「楽しい高校生活の雰囲気を作るために、アドリブをやってもらっているところがある。その場で元気な高校生の感じを出してくれてすごかったんだけど、そこで出てきた言葉が、何気なく後半に絡んでくるもので。あれは考えて言ってるんですよね?」と質問する。「……もちろんです」と答えた佐野だったが、すぐに橋本に本心を見破られ「本当に何も考えてなかったです。もはやどこのシーンだかわからない(笑)」と白状した。

同じトークテーマで、佐野は山田について「どれだけ壮絶な人生を歩んできたんだろう?っていうくらい、言葉に重みがある。40代(が言う)くらいの言葉をつづるから(笑)」と話す。そんな山田が「眞栄田さんは、本当にいつもストイックだし、周りをよく見ている」と褒めると、眞栄田はぎこちなく「……ありがとうございまあす」と独特なリアクションを返す。登壇者たちは「出た、新キャラ!」と喜び、森永は「郷敦が『今日はがんばってハジけてみる』って言ってたんだよ! その結果がこの新キャラです!」と観客に説明した。

続いては「答え合わせゲーム」という企画を実施。それぞれが「この映画を一言で表すと?」という質問にフリップで答え、5人で回答をそろえるというチャレンジを行うことに。「漢字がわからない……」と悩んでいた眞栄田がフリップに「セイシュン」と書くと、佐野は「『青春』が書けなかったの!?」とツッコむ。「『セイ』がわかんなかった……」と恥じらう眞栄田は、共演者が見ていないところでフリップに漢字表記を付け足していた。5人の回答がそろうことは叶わなかったが、「想い」と答えた佐野は「僕らやスタッフさん、沖縄の人の想いが詰まっているので」と、「音楽の力!」と答えた山田は「この作品を通して、やっぱり音楽は大きい力を持っていると思った」と解説。「エモい」と書いた森永が、現場で「エモい」と「よき」という言葉が流行したことを明かしたのを聞き、山田は「(答えは)『よき』でもよかったですね」とつぶやく。しかし佐野は冷静に「『よき』は違うかもしれない。わけわかんないから」とコメントして笑いを起こした。

「小さな恋のうた」は全国で上映中。

(c)2019「小さな恋のうた」製作委員会