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マリス・ヤンソンス、バイエルン放送交響楽団との契約延長決定! 〜この秋、蜜月のサウンドが日本を席巻〜

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(C)Nishinomiya_Meisel

バイエルン放送交響楽団は、マリス・ヤンソンスとの首席指揮者の契約を2024年まで延長することを発表した。2003年より同楽団の首席指揮者を務めるヤンソンスは、今回の任期延長に際し、次のように述べています。

マリス・ヤンソンス(バイエルン放送交響楽団首席指揮者)のコメント

バイエルン放送交響楽団から契約期間を更に更新したいというお話しを頂いた時、私はもちろん大変嬉しかったです。これまでの年月で培ってきた緊密な音楽的協力関係、他に例をみないほど順調で充実した人間関係、お互いへの深い信頼を確かめるものであり、オーケストラの楽団員の方々、また素晴らしいバイエルン放送合唱団の歌手の方々とのこういった関係を継続していきたいと願っております。彼らと築き上げられるであろう、数々の音楽上のハイライトに彩られた輝かしい未来を楽しみにしております。

11月には来日公演が実現!

マリス・ヤンソンスとバイエルン放送交響楽団は今年11月に来日し、マーラーの交響曲第7番ほかを演奏予定。これはファン垂涎の公演になること間違いなし。

バイオグラフィー

<マリス・ヤンソンス>
1943年、ラトヴィアの首都リガに、指揮者アルヴィド・ヤンソンスの息子として生まれた。レニングラード音楽院で学び、卒業後、ウィーンでハンス・スワロフスキー、ザルツブルクでヘルベルト・フォン・カラヤンに師事した。1971年には、レニングラード・フィル(現サンクトペテルブルグ・フィル)で、ムラヴィンスキーのアシスタントとなり、1999年までレギュラー指揮者として、同楽団と密接な関係を築いた。

1979~2000年にはオスロ・フィルの首席指揮者を務め、世界トップレベルのオーケストラへと育て上げた。このほか、ロンドン・フィルの首席客演指揮者(1992~1997年)、ピッツバーグ響の音楽監督(1997~2004年)を歴任。2004~2015年にはロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者を務めた。そして2003年からはバイエルン放送交響楽団の首席指揮者を務めている。またベルリン・フィルおよびウィーン・フィルとも定期的に共演。2016年には有名なウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートの指揮者を務めたが、これは彼にとって3回目の出演となった。

彼は、バイエルン放送響及びロイヤル・コンセルトヘボウ管を率いて、世界のほぼ全ての主要音楽都市や音楽祭で演奏している。2005年秋には、バイエルン放送響との初の日本と中国へのツアーを行ったが、この時の演奏は日本のマスコミに絶賛され、年間コンサート・ランキングの第1位に輝いた。さらに2012年には、ベートーヴェンの交響曲チクルスが、ミュージック・ペンクラブ・ジャパンによって、外来アーティストによる年間ベスト・コンサートに選ばれた。またヤンソンス率いるバイエルン放送響は、レジデンス・オーケストラとして、毎年、ルツェルン復活祭音楽祭に招かれている。


<バイエルン放送交響楽団>
バイエルン放送交響楽団は、1949年にオイゲン・ヨッフムによって創設されて以来、瞬く間に世界に名をとどろかすオーケストラへと発展した。その名声は、後のラファエル・クーベリック、コリン・デイヴィス、ロリン・マゼールといった首席指揮者たちの功績により、さらに広く認められ、確固たるものとなった。そして2003年10月に団員の圧倒的支持でマリス・ヤンソンスが首席指揮者に就任して以来、バイエルン放送響の演奏は新たな芸術的水準に達している。

創設以来の客演指揮者のリストには、E.クライバー、C.クライバー、クレンペラー、バーンスタイン、ショルティ、ジュリーニ、ザンデルリングなどの名が並び、彼らは楽団に不滅の財産を残した。現在は、ハイティンク、ムーティ、サロネン、ブロムシュテット、ウェルザー=メスト、ハーディング、ネゼ=セガン、ラトル、ネルソンスなどが、定期的に客演している。

バイエルン放送響は、さまざまなオーケストラの人気ランキングにおいて、世界のベスト10に選ばれている。2008年には英国の音楽雑誌「グラモフォン」で第6位、2010年には日本の音楽雑誌「モーストリー・クラシック」で第4位にランクされた。また、2014年の日本公演は「音楽の友」のベスト・コンサートで第2にランクされた。

◇来日公演詳細は下記URLをご参照ください
http://www.japanarts.co.jp/concert/concert_detail.php?id=659