内野聖陽・有森也実の一人芝居2本立て、こまつ座「化粧二題」開幕
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こまつ座 第128回公演「化粧二題」より。(撮影:田中亜紀)
こまつ座「化粧二題」が、昨日6月3日に東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAで開幕した。
2000年に初演された「化粧二題」は、井上ひさしの一人芝居「化粧」を原型とした作品で、大衆演劇の芝居小屋を舞台にした一人芝居が2本立てで上演される。鵜山仁が演出を手がける今作では、市川辰三劇団の座長・市川辰三役を内野聖陽、五月座の女座長・五月洋子役を有森也実が演じる。内野と有森はそれぞれ、母に捨てられた息子、子供を捨てた母、心の傷を隠しながら懸命に舞台に向かう2人の座長を熱演した。
上演時間は休憩なしの約1時間35分。東京公演は6月16日まで。
こまつ座 第128回公演「化粧二題」
2019年6月3日(月)~16日(日)
東京都 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
ほか全国で上演。
作:井上ひさし
演出:鵜山仁
出演:内野聖陽、有森也実