関田育子の新作「浜梨」は、「気体状の知覚」がキーワード
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関田育子「夜の犬」より。(撮影:小島早貴)
関田育子「浜梨」が6月7日から10日に東京・SCOOLにて上演される。
本作は、マレビトの会演出部に所属する関田が、「気体状の知覚」をキーワードに、クリエーションメンバーたちと立ち上げる作品。メンバーには関田のほか、黒木小菜美、小久保悠人、佐々木圭太、冨田粥、中川友香、長田遼、長山浩子、馬場祐之介が名を連ねている。
上演に際し、劇作家・演出家の犬飼勝哉は「関田さんの演劇は何回も見ています」「関田さんの演劇は外の世界と繋がっています。外からの風が、劇場内には流れてきています。しかしその演劇で語られる物語は物語然としていて、ソリッドです。だから僕はたとえばだだっ広い河原で風に吹かれ雨晒しになっている固い岩のようなものを、見ていていつも想起します」とコメントを寄せた。
なおすべての回でアフタートークが行われ、ゲストとして佐々木敦、村社祐太朗、桜井圭介、山縣太一、徳永京子、長谷川優貴が出演する。
関田育子「浜梨」
2019年6月7日(金)~10日(月)
東京都 SCOOL
クリエーションメンバー:黒木小菜美、小久保悠人、佐々木圭太、関田育子、冨田粥、中川友香、長田遼、長山浩子、馬場祐之介